本の要約サービスのflier(フライヤー)って最近よく聞くけど、実際に役立つの?読書効率が上がるなら利用してみたいけど、少し高いからなかなか踏み出せない…利用者のリアルな感想を聞きたいな。
今回はそんな悩みにお答えしていきます。
本記事の内容
- flier(フライヤー)の特徴
- flier(フライヤー)を1年以上利用したガチ感想7つ
- flier(フライヤー)の要約を元の本と比較検証!
- 【結論】flier(フライヤー)は深い学びにならないが、読書きっかけには最適!
- flier(フライヤー)が向いてる人・向いてない人
- flier(フライヤー)の3つのプラン【おすすめの選び方】
- flier(フライヤー)の登録、ゴールドプランの登録・解約方法
どもっ、読学(=読書で学ぶ)で人生好転したぽんた(@busi_book)です!
最近話題の本要約サービスflier(フライヤー)。
1冊の本を10分の要約で学べる、なんて言われてるけど実際に役立つの?
ボクもフライヤーを利用する前は、そんな疑問を持っていました。
でも実際に1年以上利用してみて、良し悪しがいろいろわかったので、今回は包み隠さずにガチ感想を書いていきます。
また、実際の本と比較し、フライヤーの要約が本当に役立つのかも検証してみました。
結論だけ先にお伝えすると、読書慣れしている人には最強のサービスです。
本記事を読めば、自分にはフライヤーが合ってるのかどうかがわかり、迷いがなくなりますよ!
flier(フライヤー)の特徴
まずは簡単にフライヤーの特徴を解説します。
【flier(フライヤー)の特徴】
- 1冊10分の要約
- プロの選んだ本が読める
- 2700冊以上のラインナップ
- 音声読み上げ機能あり
- 高品質な要約
- 毎日新しい要約が1つ追加される
要約の質が高い
フライヤーでは各分野に精通したライターが要約を担当し、社内はもちろん、出版社や著者のOKが出てはじめて投稿されます。
これだけ精査されるので、さすが要約レベルはかなり高い!
Web上にある数多くの要約に比べても、段違いって感じです。
こだわった選書
フライヤーで要約される本は、有職者による「選書委員会」で選ばれています。
ここでは各分野の著名人や専門家が、「ビジネスパーソンがいま読むべき本」を決定。
わざわざ委員会を開いて選書するところ、フライヤーさんのこだわりが伝わってきますね。
日本では年間8万冊以上、ビジネス書だけでも年間6000冊以上が新たに発売されています。
この中から自分で選書する手間を考えると、「プロが選んだ本」は信頼感があってありがたいっ!
flier(フライヤー)を1年以上利用したガチ感想7つ
では、1年以上フライヤーを利用した感想をキレイごと抜きで紹介します。
【flier(フライヤー)を1年以上利用したガチ感想】
〈ポジティブ〉
- 話題の本をサクッと確認できる
- 新しい本との出会いが増え、読書幅が広がる
- 要約を読んだ本は、読了時間が短縮される
- 様々なコンテンツがあり、読書欲をかき立てられる
〈ネガティブ〉
- 深く理解できない
- 音声機能は微妙
- 金額が高いと感じるかも
詳しく解説していきます。
話題の本をサクッと確認できる
冒頭にも書きましたが、フライヤーの要約で選ばれる本は、ビジネス界のプロフェッショナルたちが選んでいます。
さらに毎日1冊ずつ要約が追加されていくので、リアルタイムで話題の本を追えます。
これがもし自分だけでやるなら、わざわざ本屋に足を運び、ビジネス書コーナーで1冊ずつ手に取って…
考えただけでゾッとします。。。
このような手間がすべて省けるのはありがたすぎます。
フライヤーを毎日眺めてるだけで時代の波についていけますよっ!
新しい本との出会いが増え、読書幅が広がる
毎日1冊、厳選されたビジネス書が紹介されるので、普段目に入らないような新しい本に出会えます。
さらに要約を読んで気になった本は実際に購入して読むので、読書幅がかなり広がりました。
おもしろいのが、同じ本でも要約を読んだかどうかで購入の有無に影響がありました。
本屋さんで手に取ったけど買わなかった本。でもフライヤーの要約を読んでから購入にいたったことがあります。(影響されやすいタイプ)
プロの要約を読むことで、かなり興味をそそがれますよ。
要約を読んだ本は、読了時間が短縮される
要約で気になった本は買って読みますが、この流れで読む本の読了時間はかなり短縮されます。
なぜなら、本の要点を把握した状態で読書をスタートできるから。
読書の難しいポイントに、「本の要点把握」があります。
これは「はじめに」や「目次」で推測し、実際に読みながら「あ、ここ重要そうだな。」と徐々に把握していきますが、それが不要になるんですね。
ポケモンで例えると、最初の3匹すべてがレベル30の状態くらいアドバンテージ。
これが実現できるのは、フライヤーの要約の質が高いからに他なりません。
読書欲を掻き立てられる豊富なコンテンツ
フライヤーには本の要約だけでなく、様々なコンテンツが用意されています。
【コンテンツ例】
- 日、週、月、年ごとの要約ランキング
- いろんな著者のインタビューや対談
- 年末年始にぴったりの本、読書に苦手意識がある人向け、などの「スペシャルコラム」
- 出版社やフライヤーの「イチオシ本」
- ビジネス力を高める「ビジネスワークアウト」
- 自分にあった要約が見つかる「おすすめ要約診断」
※上2つのページをチラッとお見せしちゃいます
と、こんな感じでいろんなコンテンツがあります。
どれもおもしろく、読書欲を掻き立てられますよ。
また、気になった本があればすぐに販売ページへ飛べるのも、検索手間が省けてありがたい!
読書は熱が命。興味を持ったその感情は、読書スピードや内容理解力を高めるので重要です!
なのですぐに購入ページへ飛べるのは、意外と大きなメリットだなと感じます。
深く理解できない
ここからはデメリット。
まず「10分で読める」という制約の中で要約されるので、もちろん1冊の本をすべて理解することはできません。
そもそも「要約」とは、
文章などの要点をとりまとめて、短く表現すること。また、そのとりまとめた言葉や文。(引用:広辞苑)
と、「要点をまとめたもの」にすぎません。
実際にフライヤーの要約をみてみると、「2章と4章の内容」みたく、重要な部分をかいつまんで紹介されています。
もしかすると、3章に自分にとって大きな学びがある可能性が…。
なのでフライヤーの要約だけで、1冊の本から深い学びを得られるわけではないので、その点は注意が必要です。
※詳しくは後述の検証をご覧ください
音声機能は微妙
フライヤーには要約を読み上げてくれる音声機能がありますが、あまり使うメリットはないかなと。
というのも機械音声による読み上げなので、内容が頭に入ってこない。
普段からオーディオブックでプロのナレーターの声を聞いているので、どうしても比較しちゃいますよね…。
全然機械音声でも気にならないよ!って人には、ながら聴きできるので良いと思います。
でもどうせ「ながら聴き」するなら、聴く読書の『オーディオブック』をおすすめしたいところですが。
金額が高いと感じるかも
フライヤーの有料プランは、他の主要サービスと比べて少し高いです。
こちらの表は、ボクが読学で利用している有料サービスをまとめたもの。
フライヤーのプランについては後述しますが、ボクが加入するゴールドプランが2200円。
表を見てもらうとわかるとおり、フライヤーの料金の高さが目立ちますよね。
ただ毎年8万冊以上の本が出版される中で、自分に合わない「ハズれ本」を避けられると考えれば、ボクは安く感じます。
これも使ってはじめてわかったこと。実際利用して価値を感じるまでは、高いと感じるのが普通かなと思います。
flier(フライヤー)の要約は役立つの?元の本と比較検証!
どれだけガチ感想を聞いたところでやっぱり一番気になるのが、
10分で読めるflierの要約は役に立つのかどうか
ですよね。ボクもそうでした。
ということで、実際の本とフライヤーの要約を比較し検証してみました!
今回は『ファクトフルネス』『スタンフォード式 最高の睡眠』の2冊をピックアップして、
- 本のどの部分が選ばれているか
- 本の何割程度カバーしているか
- 重要なポイントは選ばれているのか
を軸に検証していきます。
ただ正直な話、役立つかの判断はかなり難しいです。。。
「人それぞれじゃん!」って言われたらそれで終わりですからね(泣)
ただ少しでも読者さんの参考になるよう、「もしボクが10分で要約するなら?」を作成し、そちらも比較してみたのでどうぞご覧ください!
※年間100冊以上のビジネス書を読む素人の主観なので、参考程度に見てください。
※先に本を読んだ後、フライヤーの要約を確認しています。(先に要約を見てしまうと、確実に自分の意見が消えちゃうので笑)
『ファクトフルネス』の場合
要約のカバー率
まずは「フライヤーの要約が本のどの辺りをカバーしているのか」を調べてみます。
本書の要約部分は全部で3ページ。各要約ページの内容はざっくりと以下のとおりです。
また、それぞれの項目が本のどの辺りを指すかをまとめた図がこちら。
※左がフライヤーの要約、右が実際の本
要約部分の本全体に対する割合としては、
29/320ページ=約9%
1冊を10分に凝縮されているので「5%以下かな?」と思ってましたが、もっと高い数字でした。
要点は抑えられている?
ではボクの要約とフライヤーの要約ポイントを比べてみましょう。
今回はiPhoneのメモ帳にざっと書いてみました。下線部は被っていたポイントです。
パッとみると被りは少なく感じます。
ただ本書の軸がイントロダクションにあり、その軸に沿った具体例が1章〜10章で解説されている形式。
なので大きな要点部分は同じで、具体例の参照部分が異なっているという感じでした。
なにより、フライヤーの方がいろんな章から引っ張ってきているので、丁寧でわかりやすいですね。(何様)
『スタンフォード式 最高の睡眠』の場合
要約のカバー率
こちらも同じく、要約のカバー部分をまとめてみました。
本書の要約部分も全部で3ページ。各要約ページの内容はざっくりと以下のとおり。
そしてこちらも実際の本と対応させてみると、
※左がフライヤーの要約、右が実際の本
こんな感じです。
要約部分の本全体に対する割合としては、
34/250ページ=約13%
『ファクトフルネス』の9%という数字も考えると、だいたい1割前後カバーされてる感じですね。想像してた割合よりだいぶ高い印象です。
要点は抑えられている?
こちらもボクの要約とフライヤーを比較してみます。
細かい部分を除いてほぼ被っており、ボクが伝えたい内容が上手にまとめられていました。
まとめると、フライヤーの要約はしっかり要点が抑えられており、まとめ方がキレイでわかりやすい!です。
「素人が生意気なこと言うな」なんて思われるかもですが、実際に自分で要約してみると、フライヤーの要約の凄さを実感しますよ。
【結論】flier(フライヤー)は深い学びにならないが、読書きっかけには最適!
上記の比較検証、そして実際に1年以上利用してきた結論としては、
flier(フライヤー)の要約は『深い学びにはならないが、読書のきっかけには最適』
です。
素人がおこがましいですが、フライヤーの要約はこれ以上ないほどのレベル。
ただ先ほどの検証結果をみてもらったとおり、要約部分は本全体の1割前後です。
残りの9割に「あなたにとって重要な学び」があるかもしれません。
となると、要約だけで深い学びを得るのは正直難しい。
しかし、本の要点は確実にカバーされているので、読書の入口として最適なんです!
例えば、これまで興味がなかった本でも、フライヤーのわかりやすい要約きっかけで「読みたい!」となる可能性は高い。
実際ボク自身が何度もなっています。
フライヤーの要約だけでは学びを完結できないけど、新たな本との出会いがあるので、「世界を広げるきっかけ」を作ってくれますよ!
flier(フライヤー)が向いてる人・向いてない人
ここまでの結論を踏まえた上で、フライヤーが向いてる人、向いてない人をそれぞれまとめてみました。
自分はどちらに当てはまるのか、ぜひ確認してみてください。
向いてる人
- ある程度読書に慣れてる人
- いつも選書に時間がかかる人
- 普段読まないジャンルや本に出会いたい人
- いま以上に読書効率を上げたい人
- 本の要点を掴む練習をしたい人
向いてない人
- 読学をはじめたての人
- 月に1〜2冊しか読めない、読む時間がない人
- 要約だけで「本の学びを得よう」と考えてる人
強調しておきますが、本記事では「読書で自己成長したい、人生変えたい」と目指す人を前提に解説しています。
フライヤーを読み物として楽しむなら全ての人に向いてるでしょう。
ただ自己成長を軸に考えると、上記のように向き不向きがあります。
「読書時間がないほど忙しい人」は根本を見直すべし
「読書する時間がない人は向いてない」なんて話だけど、フライヤーは忙しい人のためのサービスじゃないの?
と思われるかもですが、ボクはそう思いません。
そもそも読書時間を確保できない人がフライヤーを読んでも、浅い学びしか得られず、成長にはつながらないでしょう。
何度も言いますが、実際の本を読んでこそ本当の深い学びを得られます。
そして『深い学び』こそが生活や人生に大きな影響を与えます。
読書する時間がない人は、まず根本から見直す必要があります。
- 本当に読書する時間はないのか?
- ダラダラ過ごしてる時間はないか?
- 読書の優先順位が低いのでは?
- 読書法を変えれば読めるかも?
- 全部読もうとしてないか?
など、まずは読書できない理由をはっきりさせて対処すべきです。
少しでも思い当たる節がある方は、一度見直してみてくださいね。じゃないと前に進みません(泣)
上記のような悩みを解決できる記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
読書目的の確認についてはこちら
サクッと読める読書法についてはこちら
読書を継続させるコツについてはこちら
flier(フライヤー)の3つのプラン【おすすめの選び方】
ここではフライヤーの「おすすめのプラン選択」について解説します。
これからフライヤーを利用し始めようと考えている方は、この順に選べばOKです。
まずフライヤーには3つのプランがあります。
※シルバープラン、ゴールドプランともに7日間の無料体験があります
フリープランから始めてみる
「すぐにたくさんの要約を読みたい!」という方は別として、ほとんどの方は無料か有料かを迷うと思います。2200円は安くないですからね。
そんな方はまずフリープランから始めてみましょう!
2022年1月現在、フリープランでは22冊の要約が無料で読めるので、まずはフライヤーの要約がどんなものか体験してみてください。
10冊も読めばだいたいのイメージは掴めると思いますよ!
無料だからといって手は抜かれてないので安心してください。
ゴールドプランの無料体験
「無料で読める要約はすべて興味ないな…」そんな方もいるかもしれません。
また、フリープランを体験してみて「読みたい要約がある」「他の要約もみたい」と思った方は、次に「ゴールドプランの7日間無料体験」を利用しましょう。
あれ?シルバープランの方が安いのにゴールドプランなの?
となるかもですが、有料ならゴールドプラン一択です。
なぜなら、どちらも同じ7日間無料体験ができるので、それなら全ての要約がみれるゴールドプランの方が確実にコスパが良いです。
また7日間の無料期間内に解約すれば、お金は一切かかりませんのでご安心を。
この7日間でフライヤーを使い倒しましょう!
以下から登録すれば、今ならflier(フライヤー)のゴールドプランが、
【月額2200円→1980円】
の10%割引で永久に利用できます!もちろん7日間の無料体験つき。
無料期間内で解約する・しないに関わらず、もしゴールドプランを利用するなら確実にお得ですよ。
※このキャンペーンはいつ終わるかわかりませんので、少しでも興味のある方は早めの登録をおすすめします。
flier(フライヤー)の登録、ゴールドプランの登録・解約方法
フライヤーへの登録、そしてゴールドプランの登録方法を解説します。
ちなみにフライヤーの会員登録=フリープランの登録になります。
フライヤー(フリープラン)の登録方法
まずはフライヤー(フリープラン)への登録方法から解説します。
4ステップ、3分で完了です!
フライヤー(フリープラン)への登録方法
①まずはアプリをダウンロード。
②ダウンロードしたアプリを開き「会員登録はこちら」をタップ。
③メールアドレスとパスワードを入力し「会員登録」をタップ。
④この画面になればOK。その後「利用してみる」を押す。
すると以下を設定する画面になるので、それぞれ設定しましょう。
- ユーザー名・ユーザーID
- アカウント公開の有無
- ID検索の有無
※どれも後で変更可能です
これでflier(フリープラン)への登録が完了です!
ちなみに無料の要約は「検索」→「無料要約はこちら」から見れます。
ゴールドプランの登録方法
続いてゴールドプランへの登録方法です。
ゴールドプランへの登録方法
①まずは以下のボタンをタップ。
②Amazonアカウントで決済orメールアドレスを入力。
- Amazonアカウントの場合はそのままAmazonページへ。
- メールの場合はメールアドレスを入力。
(アカウントにメールアドレスが登録されてても入力が必要です。ここで入力したアドレスに決済完了メールが送付されます。)
③メールの場合、flierのログイン有無にかかわらずパスワードを入力し、下部の「クレジットカードでお支払い」をタップ。
④クレジット情報を入力すれば完了です。アカウントページへいき、「ゴールドプラン」と表示されていればOK!
ゴールドプランの解約方法
ゴールドプランの解約方法も簡単。
ホーム画面左上のマークをタップし、設定から「解約・退会」をタップすれば解約ページに飛ぶので、そこから解約手続きをするだけ。
まとめ|まずは無料体験でflier(フライヤー)の要約を体験し、自分に合うか判断しよう!
本記事では、『本の要約サービスflier(フライヤー)は本当に役立つのか?』をテーマに解説してきました。
最後にもう一度結論をお伝えすると、
「flier(フライヤー)は深い学びにならないが、読書きっかけには最適」
です。
何事もまずは体験してみるのが一番。
ぜひフリープラン、そしてゴールドプランの無料体験で、フライヤーの要約クオリティーの高さを体験してみてください。
フライヤーのサービスは、すでにある程度読書されてる方にとって確実に読書効率を上げてくれますよ!
「読んでみな?とぶぞ?」
また、flier(フライヤー)の他にも読書効率を上げてくれるサービスに 『オーディオブック』と『Kindle Unlimited』があります。
それぞれまとめた記事がありますので、そちらもぜひご覧ください。
↓flier(フライヤー)のゴールドプランを7日間無料体験するならこちら↓