電子書籍って実際どうなの?紙のホント比べてそうなの?実際どっちがいいの?
今回はそんな疑問にお答えします!
本記事の内容
- 電子書籍のメリット
- 電子書籍のデメリット
- 紙の本のメリット
- 紙の本のデメリット
- 紙の本と電子書籍の使い分け方
どもっ、ぽんた(@busi_book)です!
読書するなら紙vs電子。これは永遠テーマです。(よね?)
結論から先に言っちゃうと、正解はありません。
すみません、怒らないでください。でもこれが真実なんです。
一番手っ取り早いのは両方体験してみることですが、「買って損したくないよ〜」というのが人間の本心。ボクもそうでした。
そんなときは実際に使ってる人の感想を聞くのが一番!
ということで、今回は紙と電子の二刀流で1年間に100冊以上本を読むボクが、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します!
また後半には、実践している使い分け方も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
電子書籍のメリット
今となってはボクも電子書籍で読書することが増えましたが、最初はかなり抵抗がありました。
「電子書籍って読んだ気になるのかな?」「ちゃんと頭に入るの?」なんて。
でもいざ読んでみると便利も便利!今では読書の7〜8割は電子書籍で読んでます。
そんなボクが感じるメリットとしては以下の6つ!
- 持ち運びが楽
- オフラインでも読める
- スキマ時間に読みやすい
- モノが増えない
- 安く買える
- いつでも読みたい本を買える
それぞれ解説していきます。
持ち運びが楽
このメリットはとても大きいです。
電子書籍に出会う前は、通勤のカバンに1〜2冊詰め込んでました。
でも今は端末一つあれば何十冊も持ち運べるんです。すごいっ!
ちょっと今この本読む気分じゃないな~
そんなときでも電子書籍なら大丈夫!事前にダウンロードしてれば、いまの気分にあった読書がいつでもどこでもできちゃいますからね!
オフラインでも読める
先ほども書きましたが、事前にダウンロードしておけばオフラインでも読めちゃいます。
外で読むとデータ容量減らないの?
そう、減らないんです!家などのwifiがつながる環境で事前にダウンロードしておけば問題なし!
ボクは電子書籍で読書するとき、TwitterやLINEなどの通知がうっとうしいので「機内モード」にしてます。
それでも問題なしにサクサク読書できています。
スキマ時間に読みやすい
昼休み、お風呂、トイレなどのスキマ時間にスマホ一つでちゃちゃいと読めちゃいます!
特にまとまった読書時間が確保できないサラリーマンには、このスキマ時間読書は大切になってきます。
そんなときに活きてくるのが電子の手軽さ。
仕事のお昼休みにわざわざ紙の本を出すのって、少しハードル高くないですか?(笑)
周りの目も気にしちゃいますよね。
でも電子ならスマホで読めるのでハードルなんてありゃしません。
ちなみにボクはKindleを利用しており、Kindle Paperwhiteという専用の端末で読書してます。
スマートでカッコいいのでオススメです!
モノが増えない
電子書籍でいくら本を購入してもデータとして蓄積されるだけなので、物理的なモノは増えません。
読書が好きな人、読書習慣が身についてる人は1ヶ月に何冊も本を買います。
すると必然的に本を置く場所、本棚が必要になりますが、これがけっこう場所をとりますよね。。。
でもせっかく買ったから捨てようにも捨てられない→本棚が溢れていく→部屋が散らかる→読書意欲が失せる・・・
なんて悪循環になりかねません。
電子書籍はその心配はいっさい無用!いわば本棚を持ち歩くようなもの。
安く買える
電子書籍は紙の本より安く買えることが多いです。しかも数百円単位で。
例えばメンタリストDaiGoさんの書籍『人を操る禁断の文章術』をAmazonで検索してみると、
(※画像はAmazonの公式サイトより引用。2021年12月19日時点の情報です)
このように、154円も安いんです!
たったそれくらいかよ~
いえいえ、この金額をあなどったらダメですよ。割合にすると「10%割引」です。
普段の買い物で「今なら10%割引ですよ~!」と聞くと安く感じませんか?
しかも書店で新品の本を10%割引で買えるなんてほぼないですから。
さらに、ボクはAmazonが提供するKindleを利用してますが、Amazonで本を買えばポイントもつくので紙の本よりかなり安く手に入っちゃいます。
加えて、AmazonではKindle限定のセールもよくやってますのでその点も大きなメリットですね!
いつでも読みたい本を買える
読みたい本があれば、スマホでポチッと購入ボタンを押すとその瞬間から読めます。(ダウンロードは必要ですが)
わざわざ本屋さんに足を運ばなくてもいいんです!
今の時代、Amazonや楽天市場などのネットショッピングで買えば早くて次の日に届きます。でも「今この瞬間から読める」という点には手も足も出ませんよね。
読みたい本との出会いは一期一会。
「鉄は熱いうちに打て」理論で、「この本読みたい!」と感じたときにすぐ読めるのは、本からの吸収力や読むスピードが上がるなど、良いことがたくさんあります。
電子書籍のデメリット
次にデメリットについて見ていきましょう!
デメリットは以下の4つ。
- パラパラ読みができない
- 所有してる感がない
- 気軽にメモできない
- 電子バージョンがない本もある
パラパラ読みができない
「あの部分なに書いてたっけ?」と思ってパラパラ〜とページめくるときありませんか?
これは圧倒的に紙の本がやりやすいです。電子書籍でもできますがページをめくるスピードが落ちます。
マーカー機能を使えばパッとピンポイントでそのページまで飛ぶことは可能。
でも「あの部分なに書いてたっけ?」となる時はだいたいマーカーとかの印つけてませんよね(笑)
この点は電子書籍を使いはじめたころに不便だなと感じました。
所有してる感がない
電子書籍の本はあくまで端末の中にあるだけ。
昔から買った本を本棚に並べて、それを見てニヤニヤしている人には少し物足りないかもしれません。(ボクです)
ただ、読んだ本を本棚のように管理できるブクログのようなアプリもあるので、ボクはそれを代わりに使って満足してます。
気軽にメモできない
紙の本なら読んでて思いついたことをスペースに書き込んでましたが、電子書籍ではそれができません。
いや、できないことはないんですが、いちいち入力画面に展開して文字を打ち込む必要があるのでササっと書き込めないんです。
よく本に書き込む人にはそれがストレスに感じるでしょう。
電子バージョンがない本もある
自分が読みたいと思った本が必ずしも電子書籍化されているとは限りません。
「これを読みたい!」と読みたい欲がMaxの状態でAmazonへいくとKindle版がない、、、みたいな経験を何度かしました。
新刊も先に紙の本が発売された後、電子書籍化されることもたまに見かけます。
やはりまだまだ紙ベースが基本になってる感はありますね。。。
ただ最近は、紙の本と同時に電子版も発売するパターンもあったりで、このデメリットも少なくなって気がします!
紙の本のメリット
ここからは紙の本についてまとめていきます。
冒頭にも書きましたが、ボクはいま紙:電子を2:8くらいの割合で読書してます。
ただ後述しますが、今でも月に1回は本屋さんに足を運んで気になった本を買ってきます。
技術が発達しデジタル化が進む中でも、紙の本には特有の良さがあるんですね。
ここでは、そんな紙の本のメリットを3つあげていきます!
- すぐに書き込める
- 読み終えた時の満足感が大きい
- 愛着がわく
すぐに書き込める
読書中にアイデアや感じたことをすぐに書き込める。この点は、電子書籍のデメリットにも似たようなことを書きました。
それほどまでに、初めて電子書籍を使ったときの衝撃が大きかったんです。
よく本の余白にちゃちゃっと書き込んで、後から見返すクセがついてる人はなおさら。
電子書籍でもできなくはないんですけど、やっぱり思いついたことをパッと書けるのは紙本の魅力です。ストレスなく気持ちよく読めますね。
読み終えた時の満足感が大きい
1冊の本を読み終わったときって「よっしゃ!読み終わったぜ!イェイ!」ってテンションあがりません?ボクだけですかね…(笑)
読んで満足するだけはダメなんですが、この満足感が次の読書へのモチベーションにつながるのも事実。
この点に関していえば、紙の本を読み終えた時の満足感は電子書籍よりも大きいです。
なんでかは詳しくわかりませんが、おそらく紙の本は“それ“自体を持ち、ページをめくっていく作業に「読書をしている」感がでるんだと思います。
これは学校などの教育環境で染みついたものでしょう。
いずれにせよ、読書への意識やモチベーションが良い方向に向くのであれば、満足感は大事にすべきポイントですね。
愛着がわく
自分の気に入った本はやはり紙で残しておきたいものです。
というのも、やはり実体があるほうが愛着がわきます。
愛着がわけばわくほど自分の血肉となり、人生に大きな影響を与えていくんですね。
だからこそ、自分の好きな本、心が震えた本に出会った時は、必ず紙の本を買って何度も何度も読んであげましょう!
紙の本のデメリット
次にデメリット。電子書籍のメリットと重なる部分がありますが、再度紙の本のデメリットとして挙げさせてください。
デメリットは2つ。
- 保管場所が必要が
- 読むハードルが高い
保管場所が必要
紙の本は本棚などの保管場所が必要です。
売ったらいいんですが、メモとかの書き込みがあるとなかなか売れません。
「キレイに読めばいいじゃん!」
それではダメで。
書き込んで汚してこそ自分の知識に変わっていく。
それでこそ読書の意味があると思うんです。
「なら捨てればいい」となりますが、「せっかく買ったのになぁ・・・」というストップがかかっちゃいます。
何度も言ってますが、電子書籍は『持ち運べる本棚』。これには敵いませんね。
読むハードルが高い
通勤電車の中、会社の昼休みなどに読書するとき、紙の本は読むハードルが少し高いです。
例えば通勤電車。
いつもゆったり座れるならいいんですが、通勤となるとギュウギュウになることも多いですよね。
そんな中で紙の本を開くとなるとかなり大変です。
スペースをとりますし、吊革を持つ場合は片手で本を開く必要がある。
これに比べて、スマホで本を読むことを考えると紙の本は圧倒的に読むハードルが高いと言えますよね。
紙の本と電子書籍の使い分け方
ここまで、電子書籍と紙の本それぞれのメリット・デメリットをみてきました。
最後にボクが実践する使い分け方を紹介します。
【紙の本】
・名著といわれるビジネス書
・電子書籍で読んだあとに「今後何度も読み返したい!」と強く思った本
・本屋さんで「おもしろそうだ」と心動いた本
【電子書籍】
・新刊や話題のビジネス書
・書評サイトやSNSをみて読みたくなった本
以上のように使い分けしてますが、割合でいうと2:8くらいで電子書籍。
やはり電子は使い勝手がいいんです。
よくやるのが、書評サイトの flier や InstagramなどのSNSでおもしろそうなビジネス書を探し、それをKindleで購入するというもの。
また、ビジネス書の読み放題サービスとしてKindle Unlimitedを利用してるので、読書のほとんどが電子書籍になってる状態ですね。
ただそれでも毎月本屋さんに足を運び、紙の本を手にとってます。
ではなぜ、多くの本を電子書籍で読むボクがわざわざ本屋さんに行くのか。
それは、各書店の店員さんが作るコーナーを見るのが好きだからです。
書店の店員さんというのは、本が大好き、または本に精通した人が多い印象。
そんな方々がオススメする本には「これおもしろそう!」「こんな本あるんだ!」と心を動かされることがよくあるんです。
しかもおもしろいのが各書店によって売り出し方が全然違うんですよ。書店の“色“がでてます。
そんないろんな本との出会いを大切にしたいので、ボクはこれからも本屋さんに足を運び続けるでしょう。
そもそも本屋さんに入るとテンションあがりませんか?なので、読書のモチベーションが下がってるときにも行くことがあります!
まとめ|メリット・デメリットを知り、自分の読書スタイルをみつけましょう!
いかがでしたか?
ポイントをおさらいしますと、
・「読書には紙と電子どっちいいのか」についてのボクの答えは、「人それぞれ好みがあるので正解はない」
・それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分の読書スタイルを見つけよう!
【電子書籍のメリット】
・持ち運びが楽
・オフラインでも読める
・スキマ時間に読みやすい
・モノが増えない
・安く買える
・いつでも読みたい本を買える
【デメリット】
・パラパラ読みができない
・所有してる感がない
・気軽にメモできない
・電子バージョンがない本もある
【紙の本メリット】
・すぐに書き込める
・読み終えた時の満足感が大きい
・愛着がわく
【デメリット】
・保管場所が必要が
・読むハードルが高い
いろいろ書いてきましたが、なにより実際に両方使ってみるのが一番です。
ボクもはじめは抵抗があった電子書籍。でも実際に使ってはじめて、紙の本のメリットやデメリットがわかりました。
人それぞれ好みの違いは必ずあります。
是非今回の記事を参考に、自分の読書スタイルをみつけ、最高の読書ライフを送ってください!
(追記 2021.12.19)
最近はオーディオブックにどハマり中。(笑)『聴く読書』という新しい読書スタイルが、確実に読書効率を上げてくれました。
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そんなオーディオブックのおすすめサービスをまとめた記事があるので、こちらの記事もぜひご覧ください!
ではまたっ♪