読書で自己成長したいけど、なかなか1冊読めないな。時間もかなりかかるし、読み終わったら内容も忘れてる。読書初心者でも挫折せず、効果のある読書法はないかな。
今回はそんな悩みにお答えしていきます。
本記事の内容
- 読書法で必ず知るべき3つのポイント
- 【初心者向け】挫折しない『明日から活かせる読書法』を3ステップで解説
- 読書法を実践するときの注意点
- 活字アレルギーへの対処法
どもっ、社会人になってからビジネス書を読み漁り、読書で学ぶ=「読学」で人生変わり始めたぽんた(@busi_book)です!
読書で自己成長しよう!と思っても最初は1冊読みきることすら大変ですよね。
そんな時はAmazonで読書術の本をポチって読むのが一番。
でもその本すら読めないし、読めてもそこに書かれてる読書法はやること多すぎぃ…
なんてボクも思っていました。
今回はそんな方に向けて、今では年間100冊以上のビジネス書を読むボクが、挫折しない『明日から活かせる読書法』を3ステップで解説していきます。
この読書法を実践していただければ、「読めない」「内容が頭に残ってない」なんて悩みは消えちゃいますよ!
読書法で必ず知るべき3つのポイント
「読書で自己成長する!」「人生変えるんだ!」
そんな読書を目指す際に知っておくべきポイントが3つあります。
これを知らずに読書をしても、何も成果が出ずせっかくの読書が無駄になりかねません。
必ず頭の片隅に置いててくださいね。
【必ず知るべき3つのポイント】
読書の目的を見失わない
受け身にならない
正解はない
読書の目的を見失わない
いきなりですが、
あなたの読書をする目的はなんですか?
ここを見失うと、「ただ目の前の本を読むこと」が目的になってしまい、さらには読んだ本の数だけに固執しかねません。
この記事を読んでくださる皆さんの目的は、1冊を読み切ることでもなく、年間100冊以上読むことでもなく、
読書で学んだことを実践し、自分を成長させ、人生を変えていくこと
のはず。このゴールを決して見失わないよう注意してくださいね。
ボクも「読んだ本の数」に固執し、気づけば何の学びも残ってなかった時期がありました。みなさんは同じ失敗をしませんよーに。。。
受け身にならない
読書は受け身にならず、能動的に行うことが重要です。
もう少しわかりやすく言い換えると『自分から積極的に情報を取りにいく』ということ。
読書は恋愛と似ています。
常に待ってるだけでは、恋が実ることはありません。時には自ら攻める必要があります。
読書もただ単に読んでるだけじゃダメ。
「今の仕事に活かせる学びはないかな」「今の生活を変えれるような学びはないかな」
と積極的に読書をしましょう。
これが自己成長につながり、人生が動き出すきっかけになります。
恋愛では奥手な方も、読書では「ガンガンいこうぜ」!
正解はない
読書法に正解はありません。
今回ご紹介する読書法も、いろんな本やブログで学び、自分なりにアレンジしたものです。
世に読書術の本がたくさん存在するのも、「正しい読書法」に正解がないから。
これは読書法に限ったことではありません。
今の仕事や結婚、住んでる場所、今日食べるご飯など。世の中には正解がないモノだらけです。
だからこそ、読書で選択肢を増やして「正解」ではなく「最善」選べるようにする。
「読書で選択肢を増やす」については、こちらの記事で深掘りしてますのでよければご覧ください。
おっと、話がそれましたすみません。
結論、読書法は自分で実践していきベストを見つけてください、ということ。
ただ最初は何か指標になるモノがないとスタートしにくいので、次から紹介する読書法を参考にしてみてくださいね。
【初心者向け】挫折しない『明日から活かせる読書法』を3ステップで解説
「読書始めたけど1冊読めない」「読めても時間かかるし内容頭に残ってないよ」
ここからは、そんな読学(=読書で学ぶ)初心者向けの読書法をご紹介します。
たったの3ステップなので、気軽に実践してみてください。
ではさっそく3ステップを解説していきます。
『明日から活かせる読書法』の3ステップ
【ステップ1】まえがき、目次を読んで読書準備をする
【ステップ2】「太字読み」しながら学びをチェック
【ステップ3】チェックした学びをまとめる
【ステップ1】まえがき、目次を読んで読書準備をする
まずは「まえがき」「目次」を読んでください。
この2つを読めば本全体の内容がある程度わかります。
時間をかけてじっくりと読み、骨組みを把握するイメージ。
そしてその後に、
- この本はどんな内容か
- 何を学べそうか、何を学びたいか
この2点をどこでもいいのでメモしてください。付箋で本の先頭に貼ったり、スマホのメモ帳でOKです。
これが道標になり、「あれ?この本の軸はなんだっけ?」と読書中の迷子から救ってくれます。
「邪魔くさいなぁ」と思うかもですが、ここをするかしないかで大きな差がでます。必ずやってくださいね。
別に難しく考えず、箇条書き程度で簡単にメモすれば大丈夫です。
例えば、メンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』を読むときなら、
①どんな内容か?
⇒文章でセールスする方法、人を動かす文章の書き方が解説されてそうだ。
②何を学びたい?
⇒ブログやTwitterなどのSNSで、商品の購入や思わずクリックしたくなる、最後まで読みたくなるような文章のテクニックを学びたい。人の心を動かす文章を書けるようになりたい。
これくらいでOKです。
【ステップ2】「太字読み」しながら学びにチェック
読書の準備ができたら、さっそく読んでいきましょう。
といっても、第1章の1文字目から読むのではなく、文章の太字だけを前から順に読んでいきます。
そして気になる点、感情が動いた点に鉛筆などでマークするかドックイヤー(ページの端を折る)でチェックしてください。
このチェックが、たった一つの約束事である「学び」になります。
【ステップ3】チェックした学びをまとめる
最後まで太字読みが終われば、チェックした学びをまとめていきます。
まとめ方ですが、紙のノートやパソコンのWordなどを準備し、そこに書いていきましょう。
これからドンドン学びを追加していくので、「学びノート」のようなモノを作るのがベストです。
ちなみにボクはiPhoneのメモ帳にズラッと書いてます。
そして大事なのは書き方です。
チェックした学びを「生活や仕事でどう実践できるか」を書いていき、次の日から行動していきましょう。
例えば、
「早起きして自分の時間を確保し、やりたいことをやろう」
という学びを選んだとします。そこからノートに記載するときは、
●早起きして自分の時間を確保し、やりたいことをやろう
⇒まずはいつもより30分早起きして、日中時間が取れてない読書をしてみよう。
といったように、学びと具体的行動の2点を書いていきましょう。
チェックが複数ある場合は「これが一番だ!」という学びだけを選びましょう。
せっかくチェックした学びなのに1つだけなんて…
と思いますよね。もちろん全てノートに書いて実践できればそれがベスト。
ただ実際やってみるとわかりますが、学びを何個も同時に実践するのはかなり難しいです。
結局どれも中途半端で終わった、ってなるのがオチ。それでは本末転倒です。
なので最初は欲を出さず、1つの学びに集中し実践してみてください。
「読書後のアウトプット法」については、後日深掘りした記事を公開予定なので、そちらもぜひご覧ください。
読書法を実践するときの注意点
以上が初心者におすすめの読書法です。
ただこの読書法を実践するうえで注意点が2つあります。
読書法を実践するときの注意点
- すべて読まない
- 学びに正解はない
注意点①:すべて読まない
「本はすべて読まなくていい」
このフレーズを聞いたことある方は多いはず。
読書法についての書籍やブログを見ると、高確率で目にします。それほどまでに「全て読まない」ことは重要です。
なぜなら、読書で自己成長して人生を変えていくためには、「どれだけたくさんの本から学びを得れるか」が重要になってくるから。
本を全て前から読んでると、人生変わる前に終わっちゃいます。
本記事の序盤で「読書は数じゃない」と書きましたが、学びを吸収できるなら読む本は多いに越したことはありません。知識の幅が広がりますからね。
極端な話、初めの1ページ目に学びがあれば、そこで終わっていいんです。
ただ「本をすべて読まない」ってなかなか難しい。せっかくお金払って買ったし!ってなっちゃいます。
そこでボクが実践する読書法が「太字読み」です。
本文は太字しか追っていきませんが、一応最後までページをめくるので罪悪感はほぼなし。
さらに「著者が伝えたいこと=太字」になっているので、すべて読んだ時と比べても内容の理解度は同じかそれ以上、かつ大幅な時間短縮につながります。
これから先の読書ライフのためにも、早い段階から「すべて読まない」に慣れてくださいね。
ちなみにボク自身は、未練タラタラの彼氏のように、なかなか「すべて読まない」ができませんでした。
でもKindle Unlimitedの読み放題で少しずつ慣らしていくことに成功しました。気になる方はこちらの記事をご覧ください。
注意点②:学びに正解はない
読書法に正解はないのと同じく、読書の学びに正解はありません。
なので読書から学びを吸収する際は、自分の感情に素直になってください。
と言うのもボクの実体験ですが、「こんな部分を学びにしたらレベル低いかな…」と、学びをなかなか選びきれない場面がよくありました。
でも気づいたんです。例え同じ本でも、友達が読めば全然違うところに線を引くことに。
ましてや半年後にもう一度同じ本を読むだけで全然違うところにチェックが入ります。
その時の生活環境や気持ちによって、感じる部分は変わってくるもの。
だからこそ、読書中の自分の気持ちに素直になってください。
ボクは書評を書くときによく陥ってました。「この部分を学びとして書いたら変に思われるかな…」なんて。でもいろんな方の書評を読む中で、むしろ独自性が出ておもしろいんだ!と思えるようになりました。
活字アレルギーの方は『耳で読書』もあり
最後に、「どれだけ頑張っても字を読むことに抵抗が…」
そんな活字アレルギーの方への処方箋をお伝えします。
それは、オーディオブックの『聴く読書』です。
こちらは本の朗読サービス。スキマ時間を有効活用できるので、ビジネスマンや主婦など幅広い方が利用されてる人気のサービスです。
ボクもオーディオブック中毒者の1人。
注意点
ここでも注意点が一つ。
それはオーディオブックだけで読学を続けていくのは厳しい、という点です。
どうしても聴く読書は、太字のような強調ポイントがわかりません。なのでどうしても、
- 全体の内容把握
- 学びポイントの絞り込み
が難しく、結果的に効率が悪くなります。
「読書に慣れる」という点ではどんどん活用すべきですが、あくまで補助的な役割として利用してくださいね。
『おすすめのオーディオブックサービス』をまとめた記事がありますので、気になる方はぜひご覧ください。
まとめ|自分に合った読書法で読学を楽しもう!
今回は「読学(読書で学ぶ)始めたけど読み方がわからない」そんな方に向けて、挫折しない『明日から活かせる読書法』を紹介しました。
読書法における3つの必須ポイント
- 読書の目的を見失わない
- 受け身にならない
- 正解はない
【初心者向け】『明日から活かせる読書法』
【ステップ1】まえがき、目次を読んで読書準備をする
【ステップ2】「太字読み」しながら学びをチェック
【ステップ3】チェックした学びをまとめる
読書法を実践する際の注意点
- すべて読まない
- 学びに正解はない
活字アレルギーの方はオーディオブックで読書に慣れるのも一つの手
どれだけ「読書で自己成長するぞ!」と意欲があっても、読書のコツを掴んで慣れないと大きな恩恵は受けれません。
今は理解力や読むスピードに満足がいかなくても、継続して読書すれば必ず習得できます。
毎日の積み重ねが必ず大きな結果に結びつく。
自分を信じて、今日から一緒に読学を楽しみましょう!
ではまたっ♪