読書で自己成長したいけど、どの本から読めばいいかわからない。初心者が本を選ぶ基準があれば教えてほしい。
今回はそんな疑問を解決していきます!
本記事の内容
- 初心者におすすめのビジネス書の選び方4つ
- 選書の際に必ずやってほしいこと!
- 選書で注意すべき点
- 初めの1冊におすすめのビジネス書3選
どもっ、社会人になってからビジネス書を読みあさり、読書で学ぶ=「読学」で人生動き始めたぽんたです!
「退屈な今の人生を変えたい!もっとワクワクして過ごしたい!」
そう意気込んで足を運んだ本屋さん。でもビジネス書コーナーにはたくさんの本が。。。
「どの本を読めばいいの…せっかく買うならハズしたくないし…」
そんな悩みにぶつかりますよね。
ボクも読学はじめたてのころは、本を選ぶのにかなり時間を食われてました。
そんな過去の自分と同じ悩みを抱えている方に向けて、今では年間100冊以上読んでるボクが、読学初心者にオススメするビジネス書の選び方をお伝えしていきます!
この記事を読み終えたころには、もう選書に時間を取られることなく、読学をサクッと始められますよ!
前提条件:必ず本屋に行くこと
ではさっそく選び方を…とその前に、本選びにおいて、ボクが重要だと位置付ける前提条件をお伝えさせてください。
それは、必ず本屋さんに足を運んで本を選ぶこと。
どれだけ忙しくてもネットではなく、実物の本を見て、触って、買ってください。
なぜなら、実物の本を手で触ることで、その後の読学に大きな影響を与えるから。
本を手に取ることのメリット
- 頭に内容が入ってきやすい
- 読むスピードがあがる
- 1冊読みきるまでモチベーションを維持しやすい
- 本に対する愛着がわく
など、いろんなメリットがあります。
最初のうちは「1冊読み切れるかが勝負!」みたいなところがあって、それを乗り越えるためにも大切なメリットばかりなんです。
でも本屋に行く暇なんてないし、めんどくさいからネットでよくね?
なんて話は受け付けません。
人生変えるために読書するなら、本屋に行く時間すら取れなくてどうするの?って話。
大好きなアイドルには何がなんでも会いにいくでしょ?ならば本にも会いに行ってください!!
読書のモチベーション、集中力、読むスピードなど、ネットと本屋ではいろんな点で大きな差を感じます。初心者はぜひ本屋さんで!
ただ、これだ!っていう本に出会えないのも事実。
数が多すぎて逆に選びきれないよ〜、なんて状況にハマることでしょう。(ボクがそれでしたので…)
そんな時、次から紹介する本選びの基準を参考にしてみてください!
ビジネス書の選び方【初心者向け】
先ほどもお伝えしましたが、まずなにより自分の「おもしろそう!」を一番にしてください。
それに勝るモノはありませんから。そこだけはお忘れなく。
それでも迷った時の補助的な役割として参考にしてみてください!
では、初心者が読学の本選びに迷った時、おすすめの選び方は以下の4つ!
- ベストセラー本
- 本屋さんで平積みされている本
- 有名な著者の本
- 漫画化された本
それぞれ詳しく解説していきます。
①ベストセラー本
王道ですが、ベストセラー本はやっぱりオススメ。
そもそもベストセラーとはなんぞや?
とボクもなったので、ひとまず調べてみました。
すると、ベストセラーには明確な基準はなく、10万部以上売れたらベストセラーだよね!みたいな風潮があるそう。
ま、ベストセラー=「めっちゃ売れてて人気の本」くらいでOK。
そんなベストセラーをオススメする理由として、
多くの人から認められ人気があるから売れている、ってことは読まない理由がない!
ということ。
たまに「周りと同じ本を読んでも突出した成長はできないから、ベストセラーなんて読まないほうがいい」といった否定的な意見を見ます。
たしかにこの意見は一理ある。が、ボクは反対。
ベストセラーには売れたそれなりの理由があるわけで、世間一般的に”良い”とされてる知識があってこそ、独自の発想が生まれるもの。
ボクはいまでもベストセラー本は積極的に読みますし、やっぱりおもしろい。
あまりハズしたくない初心の時期だからこそ、ベストセラーを読んで、読学のおもしろさを実感するのはとても良きなんです。
そしたら、どんな本がベストセラーなの?
と思った方は、「ビジネス書 ベストセラー」で実際に検索してみてください。いろいろでてきます。
参考までに、その年ごとの「ビジネス書グランプリ」を発表しているサイトがあるので、そちらを覗いてみるとおもしろいですよ!
ここで注意すべき点がひとつ。
それは、ベストセラーは決して読みやすいわけではない、ということ。
例えば、最近本屋さんにいくと必ず目に入る『シン・ニホン』。
ボクは中をペラペラっとみて、そっと優しく元の位置に戻しました。(笑)
分厚く、文字もぎゅっと詰まった感じがして、なにより目次や冒頭を見て「読みたい!」とならなかった。
年間100冊のビジネス書を読んでてもこれです。
なので、ベストセラーだから!という理由だけでの即買いは絶対ダメ!
だからこそ、初めにも書きましたが、必ず本屋さんで実物を手に取って、少し中を見てみることが大事になってきます。
「これは読めなさそう」「う〜ん、あまり惹かれないな…」と少しでも感じたら、次の機会まで見送りましょう!
人それぞれ読みたくなるタイミングがあります。自分の直感は読書や読学において超大切にしてください!ってことで『シン・ニホン』は当分寝かせることにしますね。。。
②本屋で平積みされている本
平積みとは、本の表紙を上に向けて売り出されているモノで、今流行りの本、話題になってる本が置かれています。
もちろん先ほどのベストセラー本も平積みされているケースもありますね。
ただベストセラー本と少し違うのは、平積みにはリアルタイムの「人気」や「おもしろさ」が反映されている点。
いまホットな話題本、人気本を見つけられ、これらは比較的読みやすいイメージです。
そしてここには、将来ベストセラーになる卵が隠れていることも!
余談ですが、ボクは昔「これはおもしろそう!」と平積みされていた『ファクトフルネス』を発売当初に買ってました。
その本がいまでは大ベストセラー。なんだか嬉しい気持ち!
これは、立ち上げ当初から見ていたYouTuberが、いつしか登録者数10万人以上の人気者になり、「俺は古参だぜ!」みたいな気持ちと同じ。ですかね。。。
とにかく!平積みの本は話題になってるだけあって、比較的読みやすくておもしろい!
初心者の方には手を出しやすいのでオススメです!
③有名な著者の本
例えば、ホリエモンこと堀江貴文さん、メンタリストDaiGoさん、西野亮廣さん、ひろゆきさん etc 。
テレビやニュースに出ていたり、名前は知ってるぞ!みたいな有名人が書かれた本を選ぶ。
事前に著者を知っていると親近感がわいて、本の内容が頭に入ってきやすく、すらすら〜っと読み進めやすいです。
これは恋愛と似ています。
たとえば異性との2人きりの食事。これまでに何度か会ってしゃべってる人と、ほぼ連絡とったことない初対面の人とでは、気持ちが全然違いますよね。(完全にマッチングアプリを想定しちゃってますが)
なので、迷ったときは自分が知ってる著者を選ぶのも良きですよ!
④漫画化された本
数は少ないですが、ビジネス書が漫画化されているケースがあります。
有名なところでいくと『7つの習慣』 『バビロン大富豪の教え』 『人を動かす』 など。
どれも一度は聞いたことあるタイトルじゃないですかね?
漫画化される=人気がある、という証拠です。
「活字を読むのに少し抵抗があるなぁ」そんな方でも、名著を漫画で学べるというありがたき時代!
読学はじめのころは、ビジネス漫画を選ぶのもオススメです。
絶対にやって欲しいこと
以上の4つに加えて、毎回必ずやってほしいことがあります。
それは、「表紙・帯、まえがき・あとがき、目次」を見ること。
「まえがき・あとがき」が長い本もあるので、最低でも「表紙・帯」と「目次」は必ず見てください。
これは映画で言う『予告編』。
予告動画って、本編の魅力がぎゅっと詰め込まれていますよね。
その予告編が、ビジネス書でいう上記にあげた部分なんです。
「表紙・帯、まえがき・あとがき、目次」を読むだけで、
- どんな内容か
- 何が書かれているのか
- 今の自分に合ってる?
- 読みやすそう?おもしろそう?
- 読みたいと感じた?
など、本選びにおいて重要なポイントがたくさんわかるんです!
ポケモンでいう、ジム戦で相手の出してくるポケモンを事前に知ってるかどうか、くらい大きな違いです!…はい。
でも本当にこれをするだけで「買ったけどハズれだった」を極限まで減らせます!
最初はめんどくさいと感じますが、興味のない本で時間が消えてしまう損失を考えると、十分すぎる価値がありますよ!
「表紙・帯、まえがき・あとがき、目次」ここを読むことは、効率の良い読書法につながります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
選書で注意すべき3つのこと
ここからは、初心者が陥りがちな注意点をあげていきます。
実際ボクが初心者の頃にハマって後悔してるポイントなので、みなさんも気をつけて!
その内容は以下の3つです。
- クチコミや評価を気にしすぎない
- 悩みすぎない
- 同時にたくさん買わない
順番に解説していきます。
クチコミや評価を気にしすぎない
「買う前にクチコミや評価を気にしすぎてなかなか選びきれない。。。」
これは今でもハマっちゃうことがあります。
たしかに、多くの人が良いと評価してるのはハズれなさそうですよね。
選んだ本のコチコミも良ければモチベーションも上がる。
なのでクチコミを見るのは大賛成。ただ気にしすぎちゃうとおしまいです。
いつまで経っても選びきれない、という沼にはまります。これが怖い。。。
そんな沼にハマりそうになったら、次のことを思い出してください。
人それぞれ好き嫌いがある。全員から好かれる評価なんてこの世に存在しない。
良い意見があれば必ず悪い意見もあります。
モノは離すと下に落ちる、と同じくらい普通なこと。
そう考えることができると、沼から抜け出せるはず!
ボクは今でも「気づけば片足がこの沼にハマってた」なんてことがあります。気をつけて!
悩みすぎない
これもよくありましたねぇ。
「せっかく買うんだから、自分のためになるハズれない本を選ばなきゃ!」と思いすぎて、時間だけが過ぎていくパターン。
ボクは昔、「せっかく買うんだからハズしたくないな…」と思って、1〜2時間うろちょろさまよい、結局なにも買わずに帰る。
…っておい!何しに本屋さん行ったんだよ!!
なんて、なんとも滑稽なことをやってました。(苦笑)
でもおもしろいことに、一度迷った本って結局後から買ってるんですよね。
いつのまにか家の本棚に並んでる!!みたいな(笑)
なので気になったら思いきって買う!どうせ気づけば本棚に並んでますから!
たとえ「ちょっと違うなぁ」となっても1500円ほど。
飲み会を1回我慢すれば、倍以上のおつりは返ってくる金額です。
本選びに悩んで失う時間のほうがもったいない!!
同時にたくさん買わない
ボクの経験上、本は同時にたくさん買わない方がいいです。買っても3冊まで。
理由はシンプルで、気持ちが冷めて読まなくなるから。
たとえば一気に5冊買ったとしても、1冊ずつ読んでいくことになります。
すると1冊読み終わった頃には、残りの4冊に対して、もうあの頃の熱い気持ちはないんです。
たとえ気持ちが続いたとしても3冊目くらいまでが限界ですかね。
気持ちが乗らないと、どうしても読書効率は下がるし読まなくなる。
気分転換のために何冊かのストックを準備するのは有りですが、それは読書に慣れてからでOK。
初心者の方は、まず1冊に気持ちを込めて読んでみてください。
これは読書も恋愛も同じですね!(きりっ)
【それでも選びきれない人へ】『最初の1冊』にオススメのビジネス書3選
そんなこと言われても、最初に買う本を選びきれないよ。おすすめの1冊を教えて!
そんな悩みの方へ向けて、読学初心者にオススメの『最初の1冊』をご紹介します!
とにかく、「読みやすい・モチベーションが上がる」を重要視して選びましたので、ぜひ参考にしてみてください!
『夢をかなえるゾウ1』著:水野敬也
日本一読まれている『自己啓発小説』。ボクの人生の価値観を変えてくれたバイブル本です。
現在はシリーズ4まで発売されていますが、ボクは1が特にオススメ!
夢をなくした平凡な会社員を、ゾウの神様であるガネーシャが成功へ導いていくお話なんですが、なにより読了後のモチベーションがあがるあがる。(笑)
本気で今を変えたい、人生を変えたい!と思ってる人ほど、心にズサズサ刺さります。
成功とはなんなのか。どうすれば成功できるのか。その本質を学べる1冊。
小説風、かつクスッと笑えるようなユーモア溢れるストーリーなので読みやすい!
迷っているなら、とにかく本書を選べば間違いなしっ!
『ユダヤ人大富豪の教え』著:本田健
本書をひとことで言えば、『お金・成功・幸せについて、超重要な考え方を学べる本』。
著者自身が経験した「アメリカ人の老富豪」との出会いを、ストーリー仕立てで書かれているので読みやすくておもしろい!
単なる「お金持ちになる方法」が書かれているのではなく、「真の幸せとは何か」「真の成功とは何か」など、人生を豊かに生きていくヒントを学べます!
『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』著:堀江貴文
ビジネス界の先頭を走り続けるホリエモンこと堀江貴文さん。そんな彼の紆余曲折な人生ストーリーがまとめられた1冊。
ビジネスで成功するための大切な思考を、堀江さんの実体験に交えながら学んでいけます。
多くの結果を残し続け、今でも挑戦し続ける著者だからこその説得力。
こちらの本も、読了後にはモチベーション爆上げ間違いなしのオススメ本です!
こちらは漫画版もありますよ〜!
まとめ:サクッと選んで読学をはじめよう!
今回は、『読学初心者にオススメするビジネス書の選び方』について書いてきました。
ビジネス書の選び方
- ベストセラー本
- 本屋で平積みされている本
- 有名な著者の本
- 漫画化された本
絶対にやって欲しいこと
- 本屋へ足を運ぶ
- 「表紙・帯、まえがき・あとがき、目次」を必ず見る
注意点
- クチコミや評価を気にしすぎない
- 悩みすぎない
- 同時にたくさん買わない
しつこくなりますが大事なので何度も言わせてください。
自分の「おもしろそう!」という感情、そして直感力を一番大事にしてくださいね。
自分の興味や意欲は、読学において最強です。たとえ年間100冊以上読むようになってもここは変わりません。
そして何より、本選びに時間がかかること自体は悪くありません。
それだけ「自分にとって有益なモノはなんだろう?」と考えれている証拠ですからね。
ただ読学をスタートしたころは初速も大事。やってやるぞ!という意欲は、自己成長の大きな起爆剤になります!
今回ご紹介したポイントをぜひ参考にしていただき、気持ち良い”読学のスタートダッシュ”を決めちゃってください!
ではまたっ♪