書評

【書評No.43】文章術の入門書にして指南書!|『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

文章術ベスト100冊 サムネ

どもっ、ぽんたです!

1冊の本から1つの学びだけを身体に落とし込む“11

今回の本はこちら!

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』:藤吉豊、小川真理子

 

こんな人にオススメ
  • ブログ記事書いてるとたまに手がとまる
  • うまく文章がまとまらない
  • 文章術を学ぶならこれ!という本を知りたい

この本は文章術を学びたい人には衝撃の1冊。

なんせタイトルのとおり、文章術の名著100冊のエッセンスを1冊にまとめられてるんです!

まさしく喉から手が出るほど欲しかった1冊。

「何か新しい分野を学びたいなら、まずその分野の本を10冊以上読め!」みたいな話があります。

なんとそれを本書1冊で叶えてくれます!

「文章術の基礎を学びたい」

そんな人には迷わず本書を読んでほしい!話はそこから!

ぽんた
ぽんた
今回もサクッと学びをご紹介しますね!

【本書の学び】

●文章はシンプルが最強

学び:文章はシンプルが最強

本書からの学びは「文章をシンプルにする」です。

これは名著100冊のうち53冊に書かれてたメソッドとのことで、重要度がわかりますね。

「文章をシンプルに」は知ってましたが、これまであまり意識してこなかったので、今回この学びをピックアップしました。

シンプルがいい理由

ではなぜ文章はシンプルにする方がいいのか。その理由は2つ。

  1. 伝わりやすい
  2. 読みやすい

 

伝わりやすい

ダラダラ書かれた文章って、

悩む人
悩む人
結局何が言いたいのーーー!!

ってなりますよね。

例えば、

「昨日公園でピクニックしてた時に、今まで見たことない鳥が木に止まったので思わず写真を撮ったけど、カメラがうまく起動しなかったので写真は撮れず、準備の大切さを実感しました。」

みたいな文。パッと書いたので内容が薄いのは許してください。()

ただ1文が長くなると何を言いたいかわかりづらくなる、ということは理解していただけると思います。

読みやすい

先ほどの例文を見るとわかりやすいと思います。

これまた1文が長いと、

悩む人
悩む人
あぁ読む気なくすな

って思っちゃいます。

ぽんた
ぽんた
ボクはブログ読んでて長い文章に出会うと、戻るボタンをポチッと押しちゃいますね。笑

 

短くて簡潔にまとまってる文は読みやすい。

読みやすい=離脱されにくい

が成り立ちます。

そしてこの”読みやすさ”は、いわゆるリズムが良いというやつです。

文章でのリズムの大切さについては、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の書評記事で詳しく書いてますので、よかったら読んでみてください。

とにかく文章をシンプルにすることは、読者のためにするものということです!

削れる部分はとことん削る

ではシンプルな文章を作るためにどうすればいいのか?

今回のアクションプランは、「推敲のときに削れるとこはどんどん削っていく」です。

前提として、1度文章を書き終えたら必ず見直しをすること。これは必須レベルです。

そのタイミングで、「削れる部分はないかな?」と探していきます。

削っても文章の意味が変わらない言葉は省略するのが基本です。

ここでチェックするポイントは、削っても意味が変わらない部分はないか、という部分です。

特に削れるポイントが、まわりくどい言い回し。

例)電子書籍というものの登場で、読書に革命が起こりました。なぜなら外出中のいたるところすべてで、たくさんの本を気分に合わせて読めるからです。

・電子書籍というものの電子書籍の

・外出中のいたるところすべてで外出中はどこでも

これらは削っても意味は変わらないですよね。

ぽんた
ぽんた
ボクはこの「まわりくどい言い回し」をよくやっちゃってました。。。

 

他にも削りやすいポイントてして、

①接続詞

②主語

③指示語

④形容詞

⑤副詞

⑥意味が重複する言葉

6つが紹介されてます。詳しくは本書を読んでみてください。

まずはこれらを意識して、一度完成した文章の見直しをやってみてみる!

ぽんた
ぽんた
いつもは気づいてないだけでムダな部分がたくさん見つかりますよ!(ボクだけかな笑)

 

また、文章を書きながら削っていけたら一番効率が良いんですが、それをやると筆が止まっちゃうんですよね。

「一生完成しやん!!!」

ってなります()

なので、まず文章をいったん書き上げる。そのあとに削り探しをするのがおすすめです。

執筆に集中できてるときっておもしろいアイデアがよくでます。

それを妨げないためにも、筆が進んでるときはひたすら書き続けるのがいいですね!

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』|まとめ

いかがでしたでしょうか。

学びまとめ

文章はシンプルにする

まずは文章を完成させ、そのあとの推敲で削れる部分をとことん削る!

文章をシンプルにすることは、読者ファーストに考えるということ。

読まれる記事、心に刺さる記事を書くためには欠かせないメソッドですね。

これからブログ書く時は必ず取り入れていこうと思います!

 

本書では他にも、

・伝わる文章の型とは?

・比喩の上手な使い方

・接続詞のバランスを考える

・名文を見つける意味

・わりにくい修飾語の使い方

・考えるために書け

1時間で書けるブログ記事の型

などなど、今すぐ使えて役に立つ文章術のメソッドがたくさん。

文章術を学ぶならこの1冊を読めば大丈夫!

そう言っても過言ではないほど、文章術のノウハウが詰まりまくってます!

「文章術を学びたい」と思ったら迷わず読むべき本。

ぜひ一度手に取って読んでみてくださいね!

ではまたっ♪

 

【本書の目次】

Part1 100冊を集めてわかった本当に大切な「7つのルール」

Part2 100冊がすすめるスキルアップ「13のポイント」

Part3 さらに文章力を高めるための「20のコツ」