書評

【書評No.11】読書をビジネスで最大限に活かせ!/『レバレッジ・リーディング』著:本田直之

 

どもっ、ぽんたです!

 

今回はこちら!

 

レバレッジ・レーディング

『レバレッジ・リーディング』著:本田直之

 

 

著者は実業家、レバレッジコンサルティング株式会社の代表取締役、かつ複数社の取締役を兼務、多数の本も出版されている著名人です。

 

ここまで多くのことができる秘訣の一つに年間400冊以上の読があるそう。単純計算すると1日1冊以上は読むことに…すごい…

 

「本を読めば読むほど時間が生まれる」

 

著者はこのように主張されていますが、はたしてどういうことなのか?なぜそこまでの冊数を読めるのか?

 

本書には、読書をビジネスに活かす方法が詰め込まれています!

 

ぽんた
ぽんた
さっそくみていきましょう!

 

こんな人にオススメ

・読書をしているが自分のためになっているかわからない

・本を読んでもすぐに内容を忘れてしまう

・読書で自己成長したい

・読書をビジネスで活かしたい

 

読書で得られるものとは?

 

ビジネス書には、努力の末に成功した人がその知識やノウハウを書いたものがたくさんあります。

〜省略〜

本を書いた人が何年も何十年もかけて体得したノウハウを、わずか一冊の本を読むだけで手に入れることができるのです。

 

「なんのために読書をしてますか?」

 

この疑問に対する答えは、まさしく上記の引用内容が全てです。ボクもたまに周りから聞かれますが、もれなくこの返答をしています。

 

自分の人生は一度きり。

 

でもその人生の中では様々なことが起こります。壁を乗り越えていくために一から試行錯誤するよりも、すでに同じ経験をした人に対処法を聞いた方が早いですよね?

 

それを実現できるのが読書なんです。いわば、他人の人生を疑似体験できる。

 

時間は皆誰もが1日24時間しかありません。その中で効率よく成功にたどりつくためにも読書ほど有用なものはないんです。

 

そういう意味でも、本書では読書を投資活動として位置づけされています。

 

レバレッジ・リーディングとは

 

レバレッジとは小さな力で大きな結果をだすこと、とされています。理科の授業で出てくる「てこの原理」ですね。

 

そして、ビジネスでこのレバレッジをかけるには、

 

本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用すること

 

これがレバレッジ・リーディングです。そのためにもできるだけ多くの本を読む=多読を著者はすすめています。

 

本書に書かれている多読のメリットてしては以下の通り。

・読んだ本の数が多いほど、それだけ良い考え方やノウハウに出逢う確率があがる

・1冊だけを読み込んで、その本の意見がすべてだと思い込む危険を避ける

・情報の取捨選択能力がつく

・主体的に考えれるようになる

 

と、たくさんありますね!

 

では多読とはどの程度を言うのかというと、1日1冊が一つのラインになるとのこと。

 

悩む人
悩む人
それは厳しいだろ…

 

と思ってましたが、次に紹介する読み方を意識することで、ボクもほとんどのビジネス書を1日で読めるようになりました。

 

1日1冊読む読書術

 

ここからは、本書に書かれている1日1冊読めるようになる多読法の中から重要なポイントをピックアップしていきます!

 

  • 読む目的を明確化する
  • 全てを読まない
  • 本をどんどん汚す

読む目的を明確化する

 

本を読む目的を明確にしておくと、重要なところと、そうでないところの見極めがはっきりつくようになります。

 

「いちいち邪魔くさいな〜」と思うかもしれませんが、正直ここはかなり大事な部分です。

 

これをしないと、

 

  • ダラダラ読んでしまう
  • 読み終わるまでに時間がかかる
  • 重要な部分がぼやける

 

とよくない事だらけです。

 

 

少し話がとびますが、ラーバス効果って聞いたことありますか?

 

心理学用語ですが、これは意識したものの情報が自分のところに集まってくる現象のことです。
例えばボクが経験したことで、あんまり見たことがない形+かわいい色、という理由で中古車を買ったんですが、それを買ってから街中で同じ色の同じ車をよく見かけるようになりました。(自分でもびっくりしてます)

 

単に意識することで目にとまる数が増えただけなんですけどね。

これがカラーバス効果です。

 

これを読書にも当てはめることができ、読む目的を明確化することで、素早く読んでいっても目的の箇所で目がとまる、と。

 

読むスピードが上がる+重要なポイントを見落とさない

多読をするうえで目的の明確化は必須です。

 

全てを読まない

 

自分の課題や目的・目標にとって必要な情報だけが得られれば、それで十分です。完璧主義をすてること。それが第一歩です。

 

本を読むとき、多くの方は最初から最後まで全部読んじゃいますよね。

 

悩む人
悩む人
全部読まないと気持ち悪いんだよね~

ボクもそうだったので、その気持ちとてもわかります。ただ、全てを読んでしまうと1日1冊読むのは厳しくなります。例え読めたとしても、多くの時間を取られるので効率的ではないです。

 

また、1冊の本で重要な部分は2割ほどしかないと言われていますであれば、1割だけでも拾えたら良しとするべきでしょう。残りの8〜9割部分を拾う時間を使って、次の本を読むべきです。

 

「でも大事なとこを拾えなかったら?」そんな不安がでてくると思いますが、でも多読をしていく中ならその心配はいりません。

 

多少の取りこぼしがあっても多くの本を読んでもっと多くのものが拾えるから。

 

そしてなにより、もし取りこぼした部分が重要なポイントであれば、同じジャンルの他の本にも書かれているはずです。

 

そういう大切なポイントは多読をすることで必ずどこかで出会うんですよね。そうでなければ拾えなくても大丈夫、ということです!

 

本をどんどん汚す

 

本に書き込んだり、気になったページの角を折ったりと、本を汚すことに抵抗がある方は少なくないのではないでしょうか。新品を買えばなおさらですよね。ボクもそうでした。

 

でも、何のために本を読むかというと自己成長のためですよね。

 

必ず読みながら重要なポイントに線を引き、印をつけ、ページの角を折ってください。そうすることで、「単なる本」から「収益を上げる資産」にするのです。

 

本書にも書かれてますが、読書をする際は書き込んだりしないとダメで、どんどん汚していくことが本に対する愛情の示しだ!とも言われています。

 

ぽんた
ぽんた
どんどん汚して自分色に染めるぞ!と決心したけど、最初はなかなか抵抗がありました…どこかもったいない気がして

 

ただ一度書き込んでみると、そこからは何も感じなくなりました。笑

 

自己成長のため!と意識が変わったことでそれ以降はどんどん書き込んでます。

 

「自分のためになる部分はないかな」と意識して読むことで、読書の効率が上がったのを実感しています。

 

『レバレッジ・リーディング』┃まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

ボクは本書に出会ってから、それまでの読書の概念が覆されました。

 

ビジネス書を読むことは元々してましたが、読んで満足していたことに気づかされ、今では本書の一部を取り入れた読書を行なっています

 

読むスピードがあがり、多くの知識が溜まってきて、会話の幅や自分の行動・思考の変化などを感じられるようになってきました。

 

また本書では、読んで終わりでは意味がなく、行動につなげて初めて投資になる、と強く書かれています。

 

どう行動にしてレバレッジをかけていくのかも詳しく解説されています。

 

本書では他にも、

・速読と多読の考え方

・本の選び方

・ネット書店とリアル書店の使い分け

・著者が実践する本への書き込み方

・レバレッジをかける読書後の行動

・レバレッジメモの取り方

 

などなど、読書を単なる時間つぶしではなく投資活動にするための指針がたっぷり詰め込まれています!

 

皆さんも是非本書を読んで、どんどんビジネスで活かして、成功をつかんでください!

 

 

ではまたっ♪