書評

【書評No.19】ビジネス社会で生き抜く知識を手に入れろ!/『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン

チーズはどこへ消えた? アイキャッチ

 

どもっ、ぽんたです!

今回はこちらを書評します!

『チーズはどこへ消えた?』著:スペンサー・ジョンソン

 

平成のベストセラーと言われている本書は、2000年に日本で発売されて以来、増刷に増刷を重ねてミリオンセラーを達成。

最近Kindle Unlimitedの読み放題サービスに登場したので、今回ボクも読んでみました。(※2020年8月15日時点の情報です)

噂で聞いていたとおり、1時間ほどでサクッと読めるほど短く、かつ寓話形式なので楽しく読めちゃいます。それなのに、ビジネス社会を生きていくための大切なことをたくさん教えてくれんです。

また、置かれている立場や状況によっていろんな発見や気づきを得られることが、いろんな方の書評記事をみてわかりました。そういう楽しみ方もできちゃう本になってます。

 

では今回は、この20代平凡サラリーマンのボクが感じた学びを書いていきますので

ぽんた
ぽんた
是非最後までお付き合いください!

 

こんな人にオススメ
  • 手軽に読めて、その上役立つビジネス書を読みたい!
  • ビジネス社会を生き抜くための能力を知りたい!
  • 会社で頭ひとつ抜ける存在になりたい!

 

ざっくり要約

これから記事をより楽しんで読んでいただくにあたり、本書の内容を少し知ってもらってた方が良いと思いますのでボクに10秒ほど時間をください。

 

この物語は、ヘムとホーの二人の小人、スニッフとスカリーの二匹のネズミが、先のわからない迷路の中でチーズを探し求める話です。

それぞれの性格でチーズを探す姿勢が違っており、そこからいろんな学びを得ることができる、という内容になってます。

 

 

以上!!!(笑)

学び:ポジティブ思考で生きる

では、ここから今回の学びを書いていきます!

本書は全体を通して「環境は変化し続けるモノだから、自分もそれに合わせて変化を恐れず行動していこう!」というメッセージが読み取れます。

そんな中でボクは、ポジティブ思考で生きるという点に一番の学びを感じました。

 

変化に怖れず行動する小人のホー

人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。

小人のホーは、「チーズがたくさんあって幸せだった場所」という過去にとらわれず、新たなチーズを求めて探索を始めた時に大きな恐怖を感じます。

「チーズが見つからなかったらどうしよう」という不安。。。

でも実際行動していく中で、少しずつホーの心境が変わっていきます。

そして一歩踏み出してみれば想像していた恐怖や不安なんてないんだ。ビビって動かない方がリスクがあるんだ!」ということに気づくんです。

 

そこで先ほどの引用のシーン。

このシーンからは「一歩踏み出す勇気を持つこと」「自分を信じて進見続けること」などいろんな学びがあります。

でもボクは、「恐怖」というネガティブ思考から「達成」というポジティブ思考への変換、という学びを読み取りました。

 

人は無意識にネガティブ思考をする

どうして変化は何かもっと悪いことをもたらすなどと思っていたんだろう。変化はもっといいものをもたらしてくれるのに。

そう。ボクたちはなにかこれまでと違うことや新しいことをする時に、大きな不安や恐怖が襲います。

悩む人
悩む人
失敗したらどうしよう…

 

まだ失敗すると決まってないのに、どうしてか上手くいった時より失敗した時を想像してしまいますよね。

そもそも人は1日のうち6〜7万回の思考をし、そのうち8割以上がネガティブな思考をしているそうです。

ためしに1日中自分の思考を観察してみるとわかります。どれだけネガティブな思考をしているのか。。。

でもこれは仕方のないことです。だって「失敗したらダメだ!周りと同じことをすれば大丈夫!」とこれまで教育されてきたんですもん。

「赤点とったらダメ!」

「列を乱さずに!」

教科書通りに進めなさい!」

もちろん協調性は社会で生きていくためには必要不可欠です。でもずっとこの環境で育ってしまうと、新しいことに挑戦するのが怖くて動けないボクみたいな人間が生まれてしまいます。(ビビリの性格もありますが…)

 

ポジティブ思考で人生を好転させろ!

そんな不安の中でも、実際に行動をしてみると案外そうでもない。

というより、行動する中で自分が成長していくので、例え目標に届かなくても行動したことに対して大きな価値を感じるようになる、とホーは教えてくれます。

 

ネガティブかポジティブかで、同じ行動でも得られる結果やモチベーションが変わってきます。

例えば、ブログで稼ごうと考えた時を考えてみましょう。

【ネガティブ思考】

「時間をかけて稼げなかったらどうしよう…」「途中で挫折しちゃうかも…」「今どきブログなんて時代遅れかな…

【ポジティブ思考】

「絶対稼ぐぞ!」「とにかく継続しよう。継続すればなにか得られるものがあるはず!」「いつの時代でも活字はなくならないし、誰かのために役立つような記事を書こう!」

 

このようにポジティブ思考の方が、

モチベーションが高くたもてるのでブログを続けれる可能性が高い

・ブログへの気持ちが違うので、人の心に響く記事が書ける

・「失敗するかも」ではなく「どうすれば良い記事を書けるか、マネタイズにつながるのか」を考えれるので、稼げる可能性が高い

など、比較すると自分にとって良いことばかりです。

今回はブログの例を出しましたが、これはどんなことにでも当てはまります。

ネガティブ思考ではなく、ポジティブ思考へ。

 

でもこれは「ネガティブ思考をする習慣」を変えるようなものなので、そう簡単にはいきません。

ただネガティブ思考をしている自分に気づき、それをできる限りポジティブ思考に変えるよう努力する。

それを積み重ねていくことで、少しずつ「ネガティブ思考<ポジティブ思考」になっていき、人生を良い方向へ進めれるのではないでしょうか。

 

本書を読み終えて

ボクは、このポジティブ思考というのは毎日の生活の質もあげてくれると考えてます。

同じ1日、同じ1時間を過ごすなら、ネガティブ思考よりポジティブ思考で行動したほうが良い結果を得られ、満足感も違ってきます。

 

例えば、毎日電車通勤されてる方で「あぁ…また今日も電車乗って仕事行かなくちゃ…」って考えてる方多いのではないでしょうか。

(そもそも、仕事に行くのが嫌という時点で転職を考えるのも一つでしょうが)

でもここで、「どうせ会社にいって働くなら、この通勤時間だけでも自分の為になることしよう!」と考える。

この気持ちの違いだけで、同じ通勤の1時間でも天と地の差が生まれます。

ボクは今、ワケあって片道1時間半の電車通勤をしていますが、そこで読書やブログ記事の作成、資格や英語の勉強などをするようにしています。

すると、朝から自分のために行動した!という事実があるだけで、その後の仕事へのパフォーマンスが上がり、一日中気持ちが高ぶっていることも少なくありません。

もちろん今の仕事が楽しくてやってるわけではありません。

辞めれるならすぐに辞めてやります。笑

でも、仕事に行くことに変わりがないのであれば、今日という貴重な1日を過ごすのであれば、プラスの感情で生きたい。そう考えれるようになってきました。

ただ、ほんとに身体がしんどい時は無理せずに休みましょうね。自分の身体が一番ですから。

 

『チーズはどこへ消えた?』│まとめ

いかがでしたでしょうか。

学びまとめ
  • 人はネガティブ思考をする生き物
  • どうせ同じ時間を過ごすなら、ネガティブ思考よりポジティブ思考で過ごした方がメリットたくさん!
  • ネガティブ思考からポジティブ思考へは簡単に変わらない。まずは日頃のネガティブ思考に気づき、少しずつ変えていくことから始めよう。

 

ポジティブ思考は確実に人生を豊かにしてくれますよ!

冒頭にも書きましたが、本書は読む人によっていろんな学びや気づきがあります。

サクッと読めて学びも多い。コスパ最強の本書を実際に手にとって読んでみてください!

ぽんた
ぽんた
さて、あなたの学びはなんですか?

 

ではまたっ♪