どもっ、ぽんたです!
今回はこちらを書評していきます!
『タイムマネジメント大全』著:池田貴将
- 今の生活を抜け出したい
- 仕事が忙しくてやりたいことができない
- 1日の中で自分の時間がほとんどない
- 自分を変えたい
「タイムマネジメント」と聞くと、短時間で仕事を早く終わらせるテクニック的なイメージを持ってました。
でも本書に書かれているタイムマネジメントは、限られた時間を自分のために使って人生を幸せに生きるためのメソッド。
毎朝起きて出勤し、与えられた仕事をそつなくこなす。家に帰ったら仕事の疲れで何もやりたいことができずにダラダラ。そして明日の仕事のために就寝。
「なんとかこの生活を変えたい!」
そう思うけど時間もやる気もでない。。。
そんな人生から一歩抜け出すためのメソッドが本書にはたくさん書かれてます!
【本書の学び】
- 自分の24時間を把握する
- 時間の使い方を受動から能動へ
- 1週間の行動目標を決める
学び①:自分の24時間を把握する
1つ目の学びは、自分の24時間を把握すること。
生き方を変えるには、自分が「何に」「どのくらい」時間を使っているかを知る必要があります。
〜略〜
まずは自分の時間の使い方を可視化することから始めましょう。
(第1章「時間を可視化する」より)
引用部分のとおり、まずは自分が何にどれだけ時間を使っているか理解しないと、今の状況を変えることはできません。
人の行動のうち60%は無自覚だそうです。
知らないうちに時間をムダにしてる…なんてことがたくさんあるんですね。
なので時間を可視化して自分の時間を見つけていく必要があります。
自分が1日のうちに「何に」「どのくらい」の時間を使っているのか可視化してみましょう。
人生は毎日の積み重ねです。自分がやりたいと思っていることに本当に時間を使えているのか、また大して好きでもないことに膨大な時間を吸い取られていないかを理解することがスタートラインです。
(第1章「時間を可視化する」より)
本書では、時間を可視化するためにまず1週間の記録をつけることをオススメされてます。
なのでボクもやってみることにしました!
こちらの『一日予定表』というアプリで毎日10分単位で記録。それを1週間続けてみましたが。。。
でもめんどくささの先にはいろんな発見がありました!
・通勤時間は読書やブログの下書きを意識的にしてたけど、SNS触ったりする時間が結構あるな
・1回SNS触ると集中がとぎれるんだ
・家に帰ってからダラダラ作業してる時間がある。やった感だけ残っててよくないな
・昼休みにiPhoneだらだら触ってる時間がある
など、無自覚にムダにしてる時間が見えたのは大きな収穫でした!
このように可視化することで見えてきたムダな時間を、明日から意識的に減らしていけるようになりますよ!
学び②:時間の使い方を受動から能動へ
これは覚えておきたい知識。
「受動的より能動的に動いた方が全対的に幸福度があがる」ということ。
少しかみくだいて説明しますね。
ランダム報酬の罠に気づく
みなさんにおたずねしますが、YouTubeってずっと観てられませんか?
関連動画やオススメ動画をあさって「気づいたら1時間経ってた」なんて経験あるんじゃないでしょうか。
そんなあなたは「ランダム報酬の罠」にかかってますよ!(さっき得た浅い知識)
これは「予期せぬ報酬はインパクトが大きい」というもの。ギャンブル中毒もこれが原因のひとつ。
スロットはいつ当たるかわからないから、当たった時の快感がヤバいです。(経験済み)
これが「あと10回まわせば当たりますよ!」みたいにカウントダウンされたら全然おもしろくない(笑)
そしてこれがYouTubeにも当てはまるんです!
なんとなく受動的にYouTubeを見あさってるとき、
「この動画おもしろいやん!」
となったら最後。パチスロで当たったときと同じヤバい快楽が…。
時間の使い方を自分で決める
ではどうすればいいのか。
それは時間の使い方を受動的から能動的に変えていくこと。
例えばYouTubeなら、「なんとなく」見るのをやめて「今日はこのチャンネルを30分だけみよう」というふうに能動的に見る。
研究でも「同じ娯楽時間でも、能動的に楽しもうとした方が幸福度が上がる」という結果が得られてます。
これで『ランダム報酬の罠』にある程度あらがえますし、幸福度もあがって一石二鳥!
ただそうやって時間を設定してしまうと、
そう思っちゃいますよね。そんな時はこう問いかけてみてください。
「別に楽しんでいいし、ラクしてもいい。ただここで変わらなきゃ一生いまの人生で終わるぞ?」
学び③:1週間の行動目標を決める
3つめの学びは、「週末に次の1週間の目標を決める」というもの。そしてそれを毎日見る。
そうすることで目標を忘れない+達成した時の充実感が上がる、とのこと。
これはさっきの「受動的な時間を減らす」とよく似た考えです。
全く同じ行動、例えば1冊の本を読むとき、なんとなく読み終えた時よりも「よし、今週は絶対この1冊を読みきるぞ!」と目標設定した時のほうが、
・より大きな達成感を得られる
・自分はやればできる、という自己肯定感がうまれる
・「この勢いで次の1冊!」とモチベーションにつながる
などメリットが多いんです。
また、「この1冊を1週間で読み切るためには、毎日どれくらい読めばいい?」と計画を立てれるので、日々の充実感や幸福感を得られる。
しかも読み切れる可能性もグンとあがるんです!
ただここで本書にも書かれている注意点があります。
それは、今週達成できたからといって翌週の目標設定のハードルをいきなりあげないこと!
人は計画していたことが1つでもダメになると全て投げ出したくなっちゃいます。「やっぱり自分はダメだ…」のように。
なので、この目標設定の難易度は簡単すぎず難しすぎず。。。
『タイムマネジメント大全』|まとめ
いかがでしたか?
●自分が24時間を何に使ってるか把握する
●受動的な時間を減らし、能動的な時間を増やす
●週末に1週間の目標設定をする
今の生活を変えて、人生の幸福度を上げるタイムマネジメント術。
時間はみんな平等に与えられてます。
人生変えたいなら、その与えられた時間をどう使うかにかかっている。だからこそ、タイムマネジメント術を身につける必要があります。
今回ご紹介した内容の他にも、
・行動力を科学的にアップさせる方法
・集中できる環境とは
・脳のパフォーマンスをあげる食事や運動
・「先延ばし」をなくす方法
・満足度を上げる夜の過ごし方
・幸福度を上げるSNSとの付き合い方
・「究極の集中状態=フロー状態」のつくり方
・終わらせたくなるTO DOリストの作り方
など、ほんとに今すぐ使えるテクニックを学べます!
「今の生活、今の自分を変えたい」
そう思ってる方はぜひ本書を読んでみてくださいねっ!
ではまたっ♪