どもっ、ぽんたです!
今回はこちらを書評していきます!
『時間をムダにしない記憶術』著:山口佐貴子
著者は本を読む10倍早く読めるようになるフォトリーディングの
偏差値の低かった人を難関大学へ導いたり、半年でTOEIC30
本書はそんな著者が「すぐに結果が出る勉強法・記憶法」
今回は、そんな中から時間を無駄にしない勉強法に絞って本書から3つほど紹介
・仕事で忙しいけど資格の勉強をしないといけない
・効率の良い勉強法を知りたい
・本の内容をすぐに忘れてしまう
①現状とゴールをきちんと理解する
勉強に取り組む際には、
一度ゼロベースで自分の現状を正しく知っておくこと、 そしてゴールを明らかにすること、この2つをまず意識しましょう 。
まず勉強に取り組む前に真っ先にすることは、
そうすることで、いつまでに、
現状把握
ここは、自分が現時点でどれだけできるか、どれだけ知識があるのか、といった確認です。
これをすることで、例えば英単語であれば、
もっとも正しく現状を知るために、本書では過去問を解くことをオススメされています。
これで客観的に現在の状況がわかる、と。
ゴール設定
ゴール設定=勉強する目的。
例えば資格の試験勉強なら資格取得がゴールです。このゴール設定をなんとなくしてしまうと、
ボクが就活中でSPIの試験勉強をしていた時の話。
初めは参考書を買って1ページ目からひたすら解いてました。ただ途中で問題がなかなか解けずにモチベーションが下がり、
この時のゴールは満点を取ることではなく、
それを再確認したあとは、
このゴール設定をしっかりすることで、
社会人で資格勉強する場合は、特にゴール設定をしっかりしてムダを省きたいところで
②快を意識する
脳には「快」があると、
活性化していくという特徴があります。
脳がどんなときも求めているのは、「
それをやることによって得られる報酬」です
過去に楽しかった出来事が今でも鮮明に覚えていることはありませ
このように楽しくてたまらなかったときのことは脳に印象深く残っ
であるならば、勉強においてもこの「快」を見出して、
例えば資格試験であれば、
「昇格でき給料があがる!」
「憧れの業界へ転職できる!」
「周りから一目置かれる存在になれる!」
誰に言うわけでもないので、このメリット設定は遠慮せず本当に自分がワクワクすることを決めるべきだ、と。
「英語を話せるようになって女の子からモテるため!」
③思い出すための記憶のフックを作る
こんな経験ありませんか?
「もう少しで出てくるんだけど、何だったっけ???」とモヤモヤしますよね。でも正直な話、思い出せなければ勉強する意味がありません。
ではどうすればよいのか。
思い出すきっかけになる「記憶のフック」をつくっておき、
これを繰り返す
脳にインパクトのあるイメージや映像、音、匂い、
味などがフックとなります。
つまり、単に暗記するだけでなく、
例えば、G7の参加国を覚える際に、「日米英独仏伊加」→「
そしてそこに、
実際にボクが試験勉強でやってた方法です。聞くとバカらしいですよね。(笑)
でも、バカらしくて面白おかしいからこそ、インパクトが強いほど、
このように記憶のフックまで作ってあげることで、
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・勉強を始める前に現状把握とゴール設定を明確にする
・「快」のできごとは脳を活性化させる
・勉強したその先の自分をイメージして「快」を見つけ出す
・単に覚えるだけでなく、思い出すための「記憶のフック」
今回紹介した3つは、本書に書かれている内容のほんの一部です。
勉強法についてだけでなく、
・脳科学に基づく記憶保存術
・潜在意識の活用
・丸暗記は良いか
・記憶しやすいテクニック
・集中力を維持する方法
・難しい本の読み方
・記憶に残りやすい読書法
・復習の効果を高めるには?
・フォトリーディングのやり方
・仕事で役立つ情報収集法
などなど、いろんな場面で効果のある記憶術がもりだくさん!
「記憶に残すのが苦手だな〜」
「勉強なんてできない!」
そんな方は、
最後に本書の冒頭で書かれている言葉を紹介して終わります。
人がもって生まれた記憶力に、差はありません
ではまたっ♪