書評

【書評No.18】筋トレで自分の人生を変えろ!/『超・筋トレは最強のソリューションである』著:Testosterone、久保孝史

超・筋トレは最強のソリューションである アイキャッチ

 

どもっ、ぽんたです!

今回はこちら!

『超筋トレは最強のソリューションである』著:Testosterone、久保孝史

 

著者のtestosteroneさんは自身の海外留学での筋トレ経験を基に、日本でも筋トレのすばらしさを広めるために活動されている方。Twitterのフォロワーはなんと100万人以上。(令和2年8月時点)

ここからでも人気の高さが伺えますね。

※ちなみにtestosteroneとは、筋肉を増やすためには欠かせないホルモンのこと。筋トレへの愛を感じる名前ですね…

さらにそんなtestosteroneさんに加え、本書ではスポーツ科学研究者である久保孝史さんが科学的視点から筋トレの効力を解説してくれています。

根拠があるのとないのとでは説得力に大きな差がでますので、その点からも本書はすぐれた筋トレ本だと言えますね。

本書では、筋トレを通して人としての成長、そして人生を好転させることができる!ということを科学的根拠や研究結果を基に、論理的に説明してくれます。

ボクたちがイメージする、単に筋肉をつけるためのトレーニングではなく、筋トレはビジネスや人生に影響を与えるんだという驚きの事実を学ぶことができますよ!

ぽんた
ぽんた
さっそく本書からの学びをみていきましょう!

 

こんな人にオススメ
  • メンタルが弱い自分を変えたい
  • 自分の発言に自信がなく、なかなか意見を言えない
  • 筋トレへのモチベーションをあげたい

 

学び:筋トレは自尊心を高め、人生を好転させる

本書の中では筋トレで得られるメリットがたくさん書かれています。

・睡眠の質の向上

・モテる

・焦燥感を取り除く

・長生きできる

・ビジネスに必要な資質を得られる

・生活習慣の改善

などなど。

そんな中でも一番ボクの中で学びが大きかったのは自尊心を高めるという点

 

ボクの状況に当てはまる部分が多かったんです。

自尊心とは簡単に言うと、自分を好きになること

そして自分を好きになれば、日常のあらゆる問題が解決し、人生が好転する、と。

筋トレをする→自信がつく→自分を好きになる→あらゆる悩み解決

という流れですね。

 

悩む人
悩む人
ならなぜ筋トレで自尊心が高まるの?

この点についてもう少し深くみていきますね。

 

なぜ筋トレで自尊心が高まるの?

「自分を好きになれる」というのは筋トレの一番大きな効果と言っていい。

科学的根拠とか抜きにロジックで考えて、必死で努力して、自己管理して、理想の体型を手に入れて、挙がらなかったバーベル挙げて、自慢の大胸筋、誰もが息をのむプリケツを毎朝起きるたびに鏡で眺められたら自分のことを好きにならないわけがなくない?

この引用に全てが書かれています。

やはり必死に努力する点は大きいですね。

ジムで筋トレをしたことがある人はわかると思うんですけど、筋トレは自分との勝負!みたいな部分があります。

どれだけ自分を追い込むことができるか、自分に厳しくなれるか。

ボクは2年ほど前、友達とジムに行くのにハマってた時期がありました。

筋肉はあまりない方だったので、初めはバーベル40キロを挙げるのすら厳しかったです。

友達に補助してもらいながらやってましたが、「もう無理ぃいいい!!!」となった時のそこからラスト1回を挙げる。

これがほんとに苦しくて…

 

ほとんど補助の力だったと思うんですがそれでも挙げきった時の達成感ときたらそりゃもうすごかったです

・限界からの1回を挙げれる→自分はここまで頑張れるんだ!という自信。

・だんだん重たいバーベルを挙げれるようになる→努力が結果に出た!という成功体験。

・継続してジムに行ったことで肉体に変化→努力を継続した結果、周りに自慢できる肉体を手に入れた!という自信。

こういった積み重ねが、確実に自尊心を高めていってくれるんですね。

自尊心が高まるとどんなことが起こる?

では、この自尊心を高めることでどんなことが起こるのでしょうか。以下、本書から抜粋して紹介します。

  • 他人の目が気にならなくなる
  • 自分の発言や行動に自信がつく
  • 心に余裕ができる

 

他人の目が気にならなくなる

幸せな人生を送るには他者承認から自己承認に切り替える必要がある。

この自己承認に替えるには筋トレが一番。

なぜなら、バーベルの重量がだんだん増える、筋肉の増量、体重の変化など、目に見えて成長を感じることができて自分を評価するクセがつくからとのこと。

いつまでも他人の評価を気にしてると、いつまで経っても幸せになれません。

他人は他人。この世にいる人の数だけ異なる評価があると考えると、他人の評価を期待することがバカらしくなっちゃいますよね。

 

自分の発言や行動に自信がつく

筋トレでは、自分で目標を決め、それをクリアしていくたびに目に見える成長を感じることができます。

小さな成功体験を積み重ねることで「自分はやればできるんだ!」と自信がついていくんですね。

すると、職場で自分の意見を発言するときでも堂々と自分の意見を言えるようになる。

これは、筋トレの中で「自分を律する行動」での成功体験をしているからに他なりません。

 

弱いのはメンタルではなくフィジカルなのだ。メンタルなんてフィジカルの表面に過ぎない。

 

自分の発言や行動に自信がないのは、「嫌な顔をされたらどうしよう…」「反対されたら嫌だな…」といったメンタルの弱さから。

ぽんた
ぽんた
ならば強いフィジカルを手に入れろ!ということですね。

 

心に余裕ができる

これはボクが一番なるほど!と感じたところです。

うるさい奴は怖くない。うるさい奴らなんて相手を威嚇して自分の力を必要以上に大きく見せないと不安でたまらない臆病者

〜略〜

本気の奴は黙って背中からぶっ刺しにくるよ。

これを最初に見た時はちょっと過激だなと思いましたが、だからこそ響くものがありました。

ボクは仕事上よくクレーム対応をするんですが、すぐ怒鳴ってくるヤカラを相手する時もあります。

「なんだこのヤロー!!!!」っと心の中でめちゃくちゃ思ってますが、表面はヘコヘコして、怒鳴られた時はひるむときも。

でも、筋肉をつけることで「いつでも葬れるぞ!」と思えて心に余裕ができる、と。

それがストレス解消に繋がっていくと考えると、筋肉をつけない理由がありません!

先輩や上司、取引先からごちゃごちゃ言われても「いざとなればこいつらなんて力ずくで葬れるぞ!」という気持ちになれるだけで、だいぶと生きやすくなりますね。

 

本書を読み終えて

最近はコロナの影響でほとんど家にいるばかりで、運動という運動をできていません。

健康のためにジョギングや筋トレをしないとな〜

と思って早2ヶ月。何もしていない自分がいました。

 

本音のところで言えば、筋トレの魅力は理屈なんかでは説明できない。

〜略〜

つべこべ言わず筋トレしてみてほしい。世界最高峰の知識があっても、それを使わなければ1円の価値もない。筋トレがどんなに素晴らしいかがわかっても、実際に筋トレしてみなければ何の意味もない。大げさではない。ここで行動に移すか移さないかであなたの人生が変わるか変わらないかが決まるのだ。

 

本書の終わりに書かれていた引用です。

ほんとにそうだなと。これは筋トレ以外でも当てはまり、読書をして知識をつけるだけではただのノウハウコレクター。

行動して、自分の身体で何かを感じることで人生が変化していきます。(でも、読書をするだけでも周りとの差はうまれてますよ)

 

ということで、ボクはこの文を書いてる途中に、Amazonでトレーニングマットをポチりました。

また、本書の内容はあくまで「筋トレの効力を科学的根拠を基に説明」されているだけで、いざ筋トレをしよう!となったときに「何からすればいいんだろう?」となります。

本来は、ジムに行ってトレーナーについてもらうのがベストですが、これまで筋トレを挫折した人などには、簡単に行動に移せるものではありません。(ボクもその一人です…)

ですがありがたいことに、noteというサービスで著者が『自宅筋トレのすゝめ』という記事で「自宅でできる筋トレメニュー」を載せてくれてます。

ボクもこのメニューを参考に、筋トレで得られる未来像を描きながら筋トレを開始していこうと思います!

みなさんも何か少しでも興味がでたことがあれば、ボクみたいにAmazonでそれに関する本をポチるだけでもいいんです。

まずは小さいことでもいいから第一歩を踏み出してみましょう!

ぽんた
ぽんた
できない理由を探さずに、できる理由を探しましょう!

 

『超・筋トレは最強のソリューションである』│まとめ

いかがでしたでしょうか。

学びまとめ
  • 筋トレは筋肉をつけるためだけではない。
  • 自尊心を高め、自分を好きになる。
  • そしてあらゆる悩みを解決し、人生を好転させていく。

 

本書の内容は、これまでの常識を覆すような話がもりだくさん!

読み終えた後、すぐに筋トレをしたくなり、そして現在筋トレに取り組んでいる人も絶対モチベーションがあがりますよ!

是非気になった方は、実際に手に取って読んでみてくださいね!

 

ではまたっ♪