書評

【書評No.6】知らないと1000万円以上も損をする!?/『20代で知っておきたいお金のこと』著:岡村 聡

20代で知っておきたいお金の話 アイキャッチ

 

どもっ、ぽんたです!

 

今回はこちらを書評していきます!

 

知っておきたいお金のこと

『20代で知っておきたいお金のこと』著:岡村 聡

 

 

著者は、かの有名なマッキンゼーでの勤務経験があり2010年に企業。以後、個人向けにお金のアドバイスなどを行ってらっしゃる方です。

 

やはりお金のプロだけあって、本書に書かれている内容は、ボクたちが生きていく中で必ず遭遇するお金のイベント(結婚や家の購入など)で、どのように行動すればいいのかを教えてくれます。

 

・貯金

・仕事とお金

・結婚とお金

・保険とお金

・老後とお金

・投資

 

これらの内容について書かれていますが、どれもボクたちのライフに密に関わってきますよね。初めて読んだ時は「もっと早く知りたかった!」と思わず言ってしまうほどです。

 

ではどんなことが書かれているのでしょうか。

 

ぽんた
ぽんた
さっそく書評していきます!

 

こんな人にオススメ

・これからの人生で賢くお金を使っていきたい

・将来のお金についてなんとなく不安がある

・お金に困らないために20代からやるべきことを知りたい

 

なぜ20代でお金の知識が必要なのか

本書はタイトルにもある通り、20代で知っておくべきお金の知識について書かれています。

 

ではなぜ、20代でお金について知る必要があるのでしょうか。

 

それは、日本の置かれている状況が大きく変化しているからなんです。

 

時代の変化

これまでの日本ではお金について学ばなくても、大学を出て企業に就職し定年まで働いていけば生きていけました。しかし、そんな時代が終わりつつあります。

 

  • 経済成長の鈍化
  • 終身雇用の崩壊
  • 年金などの社会保障の不安

 

他にも探せば要因は見つかりますが、パッと出てきた上記について見てみても、最近ニュースなどでもよく耳にする話ではないでしょうか。

  • 大手企業のリストラ
  • 年金の時給額の減少
  • 老後2000万円問題

などなど。

 

ボクたち20代の親世代が生きてきた時代と同じ道を進んでいくと、豊かな生活を送れない時代がもうすぐそこまで来ています。

 

「背伸びしなくても、親と同じくらいの生活ができれば」という考えは、もう通用しない。

これから来る時代を自分の力で乗り越えていくためにも、若いうちからの準備が必要です。

 

早く準備に取りかかれば取りかかるほど、後々恩恵も大きく、お金も成長していきます。だからこそ、20代という早いうちからお金について勉強すべきということですね。

 

保険とお金について

 

では、本書の中でもボクが一番学びになった保険の部分についてここから紹介していきます!

 

人生の3大買い物の一つが保険

保険は人生の3大買い物(家・車・保険ですね!)と言われているうちの一つです。

 

その買い物の額は生命保険でみると、1世帯当たりの生命保険料は年間で平均約45万円だそう。30年かけると1350万円!!バカになりませんよね。。。

 

こんな大きな買い物なのに、皆さんは「なんとなく不安だから」のようなあやふやな理由で保険をかけてはいませんでしょうか?

 

ボク自身もまさしくそれで、社会人1年目の時に周りの同僚や先輩が入っているし、なんかあったら怖いから「合わせて入っとくか〜」的なノリで契約したのを覚えています。

 

「なぜその保険に入っているんですか?」と問われると、

 

悩む人
悩む人
う~ん、なんとなく。。。

 

という方多いのではないでしょうか。明確に答えられる人は少ないでしょう。

 

保険は大きな買い物であるからこそ、きちんとした知識を身につけ、しっかり考える必要があるんです。

 

保険は貯金がない人が入るモノ

保険は「不測の事態に対応できるだけの貯金がない人が入るもの」だということをまず理解しよう。

 

保険について考える時はこれを理解することが全て。

 

生命保険について考えると、この商品は自分が亡くなった時に残された人がお金で困らないためのモノ、ということを大前提として理解する必要があります。

 

であれば、例えば「20代独身一人暮らし」ならばこの保険は不要でしょう。

 

しかし、妻と子供がいる家庭ではそうはいきませんよね。主人の稼ぎが生活資金の全てであればなおさら。

 

でも、この家族に貯金が10億円あればどうでしょう?生命保険、いりませんよね?

 

極端な例でしたが、この考え方が大切なんです。

 

がん保険の必要性

ではがん保険についてはどうか。

 

がんにかかった時に支給される内容であれば、この保険はこれからかかる医療費の補助的な役割ですよね。

 

つい最近、保険会社の営業の方と話していると「2人に1人はがんになる時代だよ」と言われました。

 

でも、以下のような事実を知っているでしょうか。

 

・日本には公的な医療制度があり、どれだけ高額な医療費がかかっても、ひと月に負担する金額は収入にもよりますが、だいたいの世帯で5万円〜10万円に収まる。

・20代でがんにかかるリスクはおそよ0.1%。

 

今の皆さんの年齢にもよりますが、これを知っていると20代でがん保険に加入すべきかどうかは。。。

 

正しい知識を身につけることが最重要

最終的に決めるのはもちろん自分自身。人それぞれ置かれた環境は異なります。

 

「保険の必要性はそこまで感じられないけど、加入することで不安のストレスから解放される」そのような人もいるかもしれません。正解なんてないです。

 

しかしここで大事なのは、きちんと理解した上で決断しているかどうかということ。

 

自分で納得していれば後から後悔することもなくなり、払う保険料以上の価値を生み出すことができます。そのためにも、正しい知識を身につけることが第一歩

 

先ほどのがん保険の例でも、公的保険の制度やがんになる確率を知らなければ、きちんと考え直すことすらできません。

 

どれだけ正しい知識を持っているかで、今後の人生を豊かにできるか、お金との付き合い方が変わってきます。

 

ぽんた
ぽんた
その点から考えても、やはり読書のコスパは最強ですね!

 

20代で知っておきたいお金のこと|まとめ

いかかでしたか?

 

今回は本書の一部分である保険について紹介しました。

 

ボクはこの知識を学んでからすぐに保険を見直し、必要ないと感じた保険を解約。すると、毎月手元に残るお金が増えて、貯金にまわせる金額が増えました。

 

ボクたちの生涯賃金は3億円といわれています。もちろん一生に使えるお金もこの範囲内です。であれば、少しでも豊かに生きていくためにも、お金とうまく付き合っていく必要があります。

 

ぽんた
ぽんた
是非本書を読んで、大切なお金の知識を身につけてください!

 

 

ではまたっ♪