どもっ、ぽんたです!
今回はこちらを書評していきます!
『あした死ぬかもよ?』著:ひすいこうたろう
人生で最大の不幸は死ぬ前に後悔すること。
その後悔をしないために今からやれることは何かあるのか。
本書では27個の質問で「死を意識して今どう生きるべきか」を導いてくれます。
「まだ若いし死なんてまだまだ先だよ」
「死を意識するなんて宗教みたい」
ボクもそんな気持ちを持ってました。
でも読んでるうちにだんだん胸が熱くなり、20代でこの本に出会えてよかったと本気で思ってます。
ぜひ昔のボクと同じような気持ちの方にこそ読んでほしいです。
死ぬ前に後悔しないためにも。。。
【本書の学び】
- 「いつ死ぬかわからない」ことを理解しているか?
- 「何かにチャレンジできる」という幸せ
- 目の前の一瞬を大切にできてるか?
- 自分が本当に叶えたいモノを明確にする
・今の人生に満足してない
・生きる気力がない
・死ぬのが怖い
・幸せに生きたい
学び①:「いつ死ぬかわからない」ことを理解しているか?
死を想像する
いきなりですが、今日はあなたの人生最後の日です。あなたは今病院のベットの上で寝転んでます。
想像してください。
いまから30秒後にあなたは死にます。
20秒前、だんだん目がかすんで何も見えなくなってきました…
10秒前、体の感覚が消えていき、かすかな意識もだれかに引っ張られるようです…
5秒前、、、4、3、2、1、、、
0。
はい、いまあなたは死にました。
死を感じてください。
どうですか?何か後悔したことはありませんか?
これは本書の最初にも書かれている内容です。
ボクはこれで後悔・悲しみ・死の恐怖の感情がわいてきました。。。
みなさんはどんな感情がわきましたか?
「いつ死ぬかわからないこと」を理解する
ボクたちはいつか死ぬことを知らないかのように生きてます。
テレビで悲しいニュースを見てもまさか自分が死ぬとは思いませんよね。
でもこれは仕方がありません。
1年はいつも12ヶ月、1ヶ月は30日前後、1週間は7日。
これを生まれた時から今までなんのくるいもなく繰り返されてます。そりゃ慣れちゃいますよね。
「時間は貴重」とよく聞きますが、毎日「高級寿司」や「高級黒毛和牛」を食べてると慣れてしまうのとおなじ。
でも人は必ず死ぬ。これは疑いようのない事実。
人は死ぬ前に後悔するとよく聞きますが、それは生きてる間に死を意識したことがないから。
だから「死ぬ間際」になって初めて「生きてるときにやっておけばよかった」と後悔するんですね。
生きてる間に死をイメージする
⇓
後悔することを書き出す
⇓
書き出したリストを見て、これからどう生きればいいか考える
この方法で少しは死ぬ前の後悔を減らせるし、何に力を入れて行動していけばいいかも見えてきます!
死を意識することで今が見えてきます。
学び②:「何かにチャレンジできる」という幸せ
やれる可能性があるやつが努力しないのを見ると胸倉つかんで「俺と変われ」と言いたくなる。
これは23歳で白血病で亡くなった人が生前に残した言葉だそうです。
ボクはこれをみてハッとしました。
どれだけやりたくてもできない人がいる。生きたくても生きれない人がいる。
今の自分はやる気しだいでなんでもできるんだ、幸せな環境にあるんだ、と気づかされました。
「最近ブログ書けなくてうまくいかないや、、、仕事も忙しいしやめようかな。。。」
そんな気持ちになってた自分が恥ずかしい。。。
『今日という日は、昨日亡くなった人がどうしても生きたかった明日』
どこかで聞いたこの言葉を思い出しました。
この言葉を忘れず、挫けそうになったら何度も見返したいです。
学び③:目の前の一瞬を大切にできてるか?
大切な人に会えるのは今日最後かもしれない。
目が見えないカップルの方々は、ずっと相手の顔を触っているのだそうです。「相手の顔を1秒でもいいから見たい」というのが彼らの夢なんです。
これも心に刺さりました。
ボクは結婚して妻と住んでますが、いつしかそばにいることが当たり前のように感じてました。
これを見てからは、「いってらっしゃい」に『無事に帰ってきてね』の気持ちを込め、「おかえり」に『また会えてよかった』と愛を注いでます。
一緒にいれることは奇跡なんだ。
そう思えるようになると、あたりまえに感じてた妻とのひとときが、とても大切な時間に変わっていきました。
できれば『一期一会』、会う人すべてにこの感情を持つべきです。
でもいきなりそうするのは難しいもの。
まずはみなさんも、家族や恋人、友人などの身近なヒトとの時間を見つめ直してみてください。
きっと感情が豊かになりますよ。
学び④:自分が本当に叶えたいモノを明確にする
死を意識できるようになった後は、ぜひ「今からどう生きるべきか」を探っていきましょう。
そのためにはまず、自分の本当の気持ちを探る必要があります。
ほんとの願い→心の奥底で感じている願い。心の声。
浅い願い→周りに影響された表面的な願い。頭の声。
この2パターンがあると書かれており、ホンキになるために「ほんとの願い」を知る必要がある、とのこと。
ではどうすれば「ほんと願い」を見つけれるのか?
それは「それから?」の問答を行なって深掘りしていきましょう。
なんでも願いが叶うならどうする?なにしたい?
⇓
「それから?」と繰り返し問答していきます。
例えばボクなら、
なんでも願いが叶うなら?
↓
働かなくても毎月100万円ほど入ってきてほしい。そしたら仕事を辞めて好きなとこに旅行しまくる!
↓<それから?>
それぞれの旅行先を楽しむ!写真に残す!
↓<それから?>
良いなと思ったとこに住む
↓<それから?>
・
・
・
と何度も問答していくとわかったことが一つあります。
それは「働かずに自由に生きたい」と思ってたけど、それだけでは楽しくないということ。
「心を通わせる人たちと自然の中で何か運営して生きていきたい。」
これが現時点でのボクの「ほんとの願い」、理想のゴールだと気づきました。新しい発見。
このように『ほんとの願い』が見つかれば、「実現のためにはどう生きればいいのか?」がだんだん見えてくるんです。
・今の仕事を続けてて大丈夫?
・どれくらいの不労所得が必要?
・そのためには種銭がいくら必要?
・毎月どれくらい投資にまわす必要ある?
・あと何年くらいかかりそう?
「どこに力を入れて行動すればいいのか」がわかれば充実した日々を過ごせます!
みなさんの理想の生き方はなんですか?
『あした死ぬかもよ?』|まとめ
いかがでしたでしょうか。
・「いつ死ぬかわからない」ことを理解しているか?
・「何かにチャレンジできる」という幸せ
・目の前の一瞬を大切にできてるか?
・自分が本当に叶えたいモノを明確にする
今回は学びを4つもあげちゃいました。
少し多めですが、それだけ心に刺さったということなので許してください。。。
人は失って初めて、その大切さに気づきます。
だからこうして立ち止まって考える必要がある。後悔する前に。
死を意識することで今の自分と向き合い、これからの生き方を見つめ直す。
これこそが死ぬ前に後悔しない生き方です。
今後もこのことを忘れないよう、何度も見直したい1冊ですね。
本書では他にも、
・失う前に気づきたい幸せ
・東日本大震災の被災者が笑顔でいれる理由
・坂本龍馬の生き方に学ぶ人生論
・理想の人生を見つけるミラクル・クエスチョン
・自分が死亡した後の新聞記事を想像する
・生前葬で得られるモノ
・余命宣告された孫正義の生き方
など、死と生き方を見直すきっかけがたくさん詰まってます。
今回ご紹介した話をもっと詳しく知りたい、死との向き合い方、今後の生き方のヒントを知りたい、そんな方は実際に手にとって読んでみてください!
今なら『Kindle Unlimited』で無料で読めちゃいます!いつ読み放題の対象から外れるかわからないのでお早めに。
人生最後の日に笑えますように。。。
ではまたっ♪
【目次】
第1章 後悔なく生きる
第2章 ストーリー(夢)を生きる
第3章 ミッション(志)を生きる
第4章 ハートの声(本心)で生きる
最終章 ラストメッセージ