どもっ、ぽんたです!
そんな悩みを解決してくれるのがこちら!
『武器としての書く技術』著:イケダハヤト
- ブログ書いてるけど全然のびない
- ブログで稼ぐイメージがつかめない
- 「読まれるブログ記事の書き方」を知りたい
- ブログで月何十万も稼いでる人の文章術を学びたい
著者はプロブロガーのイケハヤさん。ブログ界でこの名前を知らない人はいないでしょう。
現在はVoicyやYouTube、仮想通貨など、常にビジネスの波にのって活躍されてます。
本書の発売が2013年、当時イケハヤさんは26歳にしながら、ブログで月50万円以上を稼いでいたそう。シンプルにすごい…。
果たして何をしたらそこまで稼げるようになるのか。
「ブログで稼ぐ」最前線で活躍してきた著者が、その秘密を本書で明かしてくれてます。
本書を読めば、ブログで稼ぐためのノウハウ、そして“ウェブを主戦場とした文章術“を学べますよ!
【本書の学び】
- ワンテキスト・ワンテーマを守る
- 完璧主義を今すぐやめる
- 批判をおそれない
学び①:ワンテキスト・ワンテーマを守る
「これは伝えたい!」という熱い気持ちがあればあるほど、いろいろ言いたくなってしまい、結果としてひとつの記事にテーマが複数含まれてしまいがちです。
〜略〜
ひとつの文章で伝わること、読者が覚えていられることは多くはありません。
これはつい無意識にやってしまいがちなことです。
ブログで言うと、一つの記事で伝えるメッセージは一つだけにする。
複数のメッセージを詰めてしまうと、「何を伝えたいのか?」がわからなくなり結局何も伝わらないんですね。
例えば次の文章。
文章はワンテキスト・ワンテーマで書きましょう。これは読者が読みやすくするため。文章が長くなるなら改行すべきです。そうすれば視覚的に見やすくなって読まれる文章になっていきます。
この文章には、「ワンテキスト・ワンテーマ」と「改行する」という2つのメッセージが書かれてます。
となりますよね。(例えが悪かったら申し訳ない!笑)
言われたら理解できる。でもいざ記事を書いてると、いろんなアイデアが出てきて道がそれてる場合が多々あるんです。
また【書評No.41】書くスキルは人生を豊かにする!|『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の記事でもあげた、“文章のリズム“にも影響します。
先ほどの例もそうですが、「何が言いたいのかわからない」文章は読んでてリズムが悪い。
リズムが悪い→読む気がうせる→離脱する
につながってしまいます。せっかく獲得した読者なのにもったいない。。。
ブログ記事を書いていくにあたって、この「ワンテキスト・ワンテーマ」はハズせない知識ですね。
学び②:完璧主義を今すぐやめる
これは著者がブログ記事を毎日更新するための秘訣として紹介されてます。
ただ、毎日更新しなくても記事を書き続けるためには大切なこと。
こんなこと思ったことありませんか?
「完璧な文章」なんてものは、そもそもありえないのです。「今」完璧だと思えたとしても、「1年後」に見たら「何浅いこといってるんだ…」と思うことは、ぼくも頻繁にあります。
〜略〜
完璧でなくていいのです、今、自分がたどり着ける限界点を切り出しましょう。
そう、完璧なんてないんです。だから悩んでる時間がもったいない。
さらにそんな弱気な人にありがちなのが、下書きをためちゃいがちなこと。
「やっぱりもう少し変えたほうがいいかなぁ。いったん保存しよ。」
と、下書きへ。でもその後手直しをして公開した記事がどれほどあるだろうか。
ボクはほぼないですね!(キリッ)
文章力は量を書いてなんぼ。そこに加えて「発表」というプロセスを経てこそ、他人の目にさらされてこそ文章は上達する。
ブログの最前線を走る筆者が述べるからこそ、説得力がものすごい!
完璧主義を忘れて、文章をどんどん世に出し、自分の文章力を磨いていきましょう!
学び③:批判をおそれない
本心を語った結果として批判を浴びたり、嫌われたりすることは、なんら恥ずべきことはありません。
むしろ恥ずべきは、自分の言いたいことをしまいこみ、他人に気に入られようと媚へつらいながら生きることです。
まさしく自分のことを言われてるかのようで耳が痛い。。。
「人の心に届かせたい、誰かの役に立ちたい!」
多くの人がこんな気持ちでブログ記事を書いてますよね。
でもそう思う中で、「これを言ったら批判されそう…」「万人受けするこっちの言葉にしようかな…」
そんな壁にぶち当たるときありませんか?
そう思ってしまい、当たり障りのない記事を書いてしまってませんか?
例えば、
『通勤に時間をかけるなんてムダだ。』
そう思ってても、「電車通勤の時間は集中して勉強できますよね〜」みたいなことを書いてしまう。
多くの会社員がやむなく通勤してるだろうから、批判されちゃうのが怖い。
でも「通勤する時間はムダだから、引っ越しなり転職するなりして削ろう!」と言っちゃいましょう。
こっちのが誰かの心に刺さる可能性がありますよね!
万人受けの文章はたとえ批判されなかったとしても、誰の心にも刺さらない、面白くない文章になりがち。そんなものは存在意義なし!
だからといって常に尖った文章を書け!というわけではありません。
あくまで自分が思った内容を堂々と書いていこう、ということです。
誰にも嫌われたくない、批判されたくないなら、文章なんて書かなくていい。
あなたは何のためにブログ記事を書いてますか?
『武器としての書く技術』|まとめ
いかがでしたでしょうか。
●ワンテキスト・ワンテーマ
●完璧主義をやめる。他人の目にふれてこそ文章力は上達する。
●批判をおそれない。自分の素直な意見を主張してこそ、人の心に刺さる文章が書ける。
さすが当時ブログ界のトップを走ってたイケハヤさん。
文章術のイロハではなく、ウェブ上で戦っていくためのノウハウ。これらは納得させられるものばかりです。
「ブログで稼ぐってこういうことなのか」と理解できたと同時に、「ここまで行動しないとダメなんだ…」と厳しい現実を改めて実感させられました。
「ブログで稼ぐのはそんなに甘くない」
これは肝に銘じて、でも楽しく頑張っていこう!そう思ってコツコツ頑張っていきましょう!
本書では他にも、
・わかりやすくて面白い文章にするコツ
・「読者の思考を先回りする」とは?
・あえてツッコミどころを残す
・ネットでウケる文脈とは?
・ネタ切れを防ぐ方法
・インプットの仕方
・ブログで稼ぐ手段
などが書かれてます。
「ブログで稼いでいきたい!」
そんな方はぜひ一読してみてください!きっと今後のブログ運営に生かせる学びを得られますよ!
ではまたっ♪
【本書の目次】
第1章 文章が残念な人の10の特徴
第2章 凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法
第3章 月40万字書き続けるぼくの12の秘密
第4章 ここまで公開していいのか?書いて月50万円稼ぐ法
第5章 書く技術はこんなに人生を豊かにする