書評

【書評No.13】本気で自分を変えたい人は必読!/『夢をかなえるゾウ』著者:水野敬也

夢をかなえるゾウ アイキャッチ

 

どもっ、ぽんたです!

 

今回はこちらを書評していきます!

夢をかなえるゾウ

『夢をかなえるゾウ』著者:水野敬也

 

 

200万部を突破した知る人も多いベストセラー。

 

本書は2007年に発売され、その後2012年に『夢をかなえるゾウ2』、2014年には『夢をかなえるゾウ3』が発売されているほどで、その人気度がわかりますね。

 

平凡サラリーマンの主人公が、神様を名乗る「ガネーシャ」の教えを実践し、自分の人生を少しずつ変えていく内容でストーリーが進んでいきます。

 

本書のおもしろいところは、神様を名乗るガネーシャがコテコテの関西弁で、かつ時には厳しい言葉でズバズバと指摘していところです。それがどれも的確なんで、読んでいるこっちも「ぎくっ!」となるシーンが多々あるんです。

 

どうすれば人は変われるのか、そして成功できるのか。その真相にたどり着くことができる一冊です。

 

ぽんた
ぽんた
自分のモチベーションが下がったときはいつも読み直してるほど大好きな本です!

 

こんな人にオススメ

・これまで何度も自分を変えたい!と思ったけど変われなかった

・本気で今の人生を変えたい

・幸せに成功したい

・自分を変えるために今すぐやるべきことを知りたい

 

成功の秘訣はたった一つ

先ほども紹介しましたが、本書はいくつもの課題を主人公がこなしていくスタイルで話が進んでいきます。人間界に降り立った神様のガネーシャから与えられる数々の課題を、日々の日常の中でこなしていきます。

 

そんな課題をこなしていく中で主人公があることに気づきます。

 

それは、たった一つの成功の秘訣

 

これがなんとも、ボクの心に深く突き刺さり、今後の人生の幹にしていこう!と決意しました。

 

その秘訣とは、、、

 

人を幸せにし、かつそのことに自分の喜びを見出すこと。

 

言い換えると、人を幸せにすること=自分の喜びにすること

 

人を幸せにする。それはよくよく考えたら当たり前のことなんだ。たくさんの人を幸せにしているから、その分、みんなから喜ばれ、認められ、お金が支払われる。

 

この点について少し深掘りしてみますね。

 

幸せとはなにか

まず大前提として、人は誰しも幸せになりたいと思ってますよね?

 

では、幸せとは何か。

 

人によってこの答えは異なりますが、ただ資本主義社会で生きていくかぎり、お金は必ず必要になってきます。もちろん多ければ多いほど良いです。

 

なぜなら、お金があれば働かなくても良くなるし、好きな人と好きな時間を過ごし、好きな食べ物を食べれます。ストレスなんてない世界。最高ですよね。

 

であれば、少なからず、

 

幸せ=お金があること

 

といえるでしょう。

 

お金を稼げる量=人を喜ばせた量

では、より多くのお金を稼ぐためにはどうすればよいのか。

 

それは、人をたくさん喜ばせることです。

 

稼げるお金の量=人を喜ばせれた量

 

これが成り立ちます。

 

例えば、カフェを開くとなると、店を出す場所や内装、メニューなど考えますよね。

その時に判断基準となるのは、お客様に満足してもらえるかどうかです。

お金を支払ってもらうのはお客様。

そのお客様がそもそも来なければ稼ぐ話ではありません。

 

であれば、お店に来ていただいた人に満足し喜んでもらえれば、例えばリピーターになってもらえたり、次は多く注文してもらえたり、人に紹介してもらえたりと、稼げるサイクルが完成します。

 

となると、初めに戻りますが、幸せに成功するためには、どれだけ人を喜ばせることができるか。そして、それをどれだけ自分の喜びにできるか。

 

これが重要になってくるわけですね。

 

お金は人を喜ばせることでもらうもの。でも、誰でもそうだけど、やりたくないことや嫌なことではなく、好きなことや楽しいことしかできない。だとしたら、人を喜ばせることが何より楽しいと思えるように自分自身を変化させていく。

〜略〜

それが成功したり有名になったりお金持ちになるための、回り道のように見えるけど一番の近道なんだ

 

人を喜ばせることに自分が喜びを感じれることができたとしたら、それはもう幸せの好循環が生まれますよね、ということです。

 

ぽんた
ぽんた
ボクはこの考えこそが幸せに成功するためのすべてだと考えています。

 

多くの人が成功できない理由

人の長い歴史において、どうすれば人が成功するか、そのことはもう解明されているのです。それでも世の中にはいまだ成功法則書が溢れ、それを読んだ人に「成功するのではないか」という期待を与え続けています。しかし、そうした人たちのほとんどが成功していくことはありません。なぜでしょう?それは、何もしないからです。

 

この部分を読んだとき、自分のことを言われているかのようで「ギクリ…」としました。笑

 

これまでたくさんの本を読んで、ただ満足していた時期があったからです。

 

最近になってようやくそれに気づき、このように書評ブログのような形で少しずつアウトプットしていますが。。。

 

 

そして、「世には成功法則について書かれた本が溢れている」という本書に書かれていた点についてもすごく突き刺さりました。

 

結局、本書も成功法則を解説する書籍の一つであり、本書を読んで「これはたしかに!」と興奮したその内容は、これまでに一度はどこかで見たことがある内容なんだろうなと。

 

悩む人
悩む人
その時も同じように興奮していたんだろうな。。。

 

先ほどの、「人を幸せにすることを自分の喜びにする」。

 

これもどこかですでに出会っていて、その時も興奮していたんだろうなと思います。笑

そう思うとすごく悲しくなりますね…泣

 

 

ただ、きっかけなんてなんでもよくて。

過去がどうだったとかより、今が大切で。

 

現時点でこうやって自分の幹を決めれたのなら、今後それを忘れないようにすれば良い話!(言い聞かせ)

習慣にまで落とし込む

いまボクはこうしてアウトプットするためにブログを書いています

 

でも、単にアウトプットするだけでは全然足りないな、と最近感じます。

 

というのも、例えば今回の学びである「人を幸せにすることを自分の喜びにする」。

当記事でアウトプットしたからといって、数週間後、はたまた数ヶ月後自分の中でどこまで意識できているのかわかりません。

もちろん何もしてないよりは良いに決まってますが、それでも今感じている興奮や熱は冷めている気がします。。。

そう考えた時に、本当に自分を変える、幸せになる!という思いを現実にするためには、習慣にまで落とし込む必要があると気づきました。

 

「人を幸せにする」ことを習慣化し、自然と「人を幸せにすることで自分が喜んでいる」ようになってこそ、幸せに一歩近づけるんだと思います。

 

そのためには、日々「人を喜ばせて幸せにできることはないかな」と探し、行動する。これを繰り返していくしかないんですね。

 

是非みなさんも、アウトプットするだけではなく、自分の血肉とするためにもその一歩先まで行動することを意識してみてください!

 

『夢をかなえるゾウ』|まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

本書はボクにとって、これまで読んできた成功法則書の総括本のような役割になっています。

 

ただそのように感じるのも、これまで多くの本を読んできたからであり、それがなければ今回の気づきはなかったと思います。

 

そう考えると、これまでの時間は無駄ではなかったんだな〜と。(言い聞かせパート2)

 

  • 本気で今の自分を変えたい。
  • 本気で成功したい。

 

そんな人が本書を読むことで、必ず道が見えてきます。

 

 

本書に書かれている教えとして、

・コンビニでお釣りを募金する

・会った人を笑わせる

・トイレ掃除をする

・1日何かをやめてみる

・ただでもらう

・サービスとして夢を語る

・毎日、感謝する

など、計29個もの教えが書かれています。

 

上記の中でも「ん?これはどういうことだ?」といったものもあると思いますが、それは実際に読んでみて確認してみてください。

 

必ず「なるほどな!」と納得できることでしょう。

 

ぜひ実際に本書を読み、自分の人生を変えるための道を見つけてください!

 

 

ではまたっ♪